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新型ロケットに搭載 衛星公開6月8日 17時45分
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日本が12年ぶりに開発した新型ロケット「イプシロン」でことし8月に打ち上げられる、惑星を観測するための衛星が、8日、報道関係者に公開されました。
この衛星はJAXA=宇宙航空研究開発機構がおよそ48億円をかけて開発したもので、神奈川県相模原市にあるJAXAの施設で8日、報道関係者に公開されました。
縦横1メートルほど、高さ4メートルほどで、重さはおよそ350キロあり、紫外線を使って金星や火星などの惑星を観測する望遠鏡を搭載しています。
惑星の大気が宇宙空間に流出するメカニズムを解明するのが目的で、なぜ地球だけに生命に必要な大気が存在するのか、手がかりを探る計画です。
JAXAの澤井秀次郎プロジェクトマネージャは「初めてのロケットで打ち上げられる衛星なので、『絶対失敗しない』という意気込みで挑みたい」と話していました。
この衛星は今後、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所に運ばれ、8月22日に日本が12年ぶりに開発した新型ロケット「イプシロン」で打ち上げられます。
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