内閣府が7日発表した4月の景気動向指数(CI、2005年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が1.0ポイント上昇の94.8と、3カ月連続でプラスだった。国内外での堅調な需要を背景に自動車の生産が伸びたことなどが寄与した。
内閣府は一致指数の動きから機械的に求める景気の基調判断を前月までの「下げ止まり」で据え置いた。
数カ月後の先行きを示す先行指数は1.3ポイント上昇の99.3と5カ月連続のプラスだった。好調な販売を受けて自動車の在庫が減少したほか、日銀の大胆な金融緩和の発表を背景に東証株価指数(TOPIX)が上昇した。
一方、景気に数カ月遅れる遅行指数は1.0ポイント低下の86.8だった。
指数を構成する経済指標のうち、3カ月前と比べて改善した指標が占める割合を示すDIは一致指数が90.0、先行指数が77.8だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
景気一致指数、自動車生産、日銀
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