NHK神奈川県のニュース　横浜放送局

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体罰教師ら新たに１２８人

学校での体罰の実態について神奈川県が実施した調査で、あらたに教職員や部活動の指導者などあわせて１２８人が生徒を殴ったり、蹴ったりしていたことが明らかになり、県で処分を検討することにしています。
県内の教職員などの体罰をめぐっては、文部科学省がことし４月、ことし１月までの１０ヶ月の間に教職員や部活動の指導者など３４人が処分を受けたと発表し、その後、県は、文部科学省の指示を受けて、県内の１６５０あまりの学校を対象にさらにアンケート調査を進めてきました。
その結果、去年４月からことし３月までの間に教職員や部活動の指導者などほかにもあわせて１２８人が生徒などに体罰を加えていたことがわかったということです。内訳は、「素手で殴った」が８５人、「蹴った」が２３人、さらに「棒などで殴った」が１６人などということで、中には生徒の耳から外させたピアスを生徒の手に刺して、ケガをさせた教師もいたということです。
県によりますと、前回発表した教師らも含むあわせて１６２人の半数近くにあたる７４人が部活動中に体罰をしていたということです。県では新たに体罰をしていたことがわかった１２８人について処分を検討するとしています。

06月07日　17時55分

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