ずいぶんご無沙汰しております。

遺言・相続・事業承継コンサルタント　新城です。

先日、初めて成年後見の申し立て書類を作成しました。

正式に提出するのは、１２月の予定ですが、

裁判所の方に書類のチェックをして頂きました。

今回の申立て事案については本人が通帳を紛失しているため、

財産状況の調査、、把握に時間がかかり、結局全て把握することはできなかったので、

裁判所の職員の方と打ち合わせを行い、なんとか認定にこぎつけるための証拠書類の収集のめどがつきました。

最近は金融機関から成年後見申し立てを勧められるケースが多いようですね。

銀行側としても個人情報保護、権利保護の観点から、かなりナイーブな対応をしているようです。

銀行側との折衝でもその点はひしひしと感じられました。

なにせ、本人が判断能力を喪失していることが前提なので、

委任状の成立自体が認められませんので、戸籍の収集等にも手間がかかります。

これを一般の人が行うと３ヶ月ぐらいは簡単に過ぎてしまいそうですが、

成年後見人に選任された方も、もっと大変なんだろうなと・・・。

いろいろと勉強になる業務でした。

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