- [PR]
ライフ
【皇太子ご夫妻ご成婚20年記念特集】(1)「人格否定発言」の真意
流産を乗り越えて、平成13年12月に長女の敬宮(としのみや)愛子さまが誕生されても、“お世継ぎ”のプレッシャーは続き、長男ご出産を優先させるため外国でのご公務がなかなか認められないという現実は変わらなかった。
「6年の間、外国訪問をすることがなかなか難しいという状況は、正直申しまして、私自身その状況に適応することに、なかなか大きな努力が要った」
雅子さまは14年12月、ニュージーランドとオーストラリアにご夫妻で訪問される前の記者会見で、こう心情を明らかにしている。
■ ■
翌15年12月4日、雅子さまは帯状疱疹(ほうしん)のためご入院。その後、宮内庁は雅子さまの長期のご休養を発表した。当初は翌春ごろまでとされたが、ご療養期間は既に9年半に及ぶ。人格否定発言は、ご休養入りから約5カ月後のことだった。
「皇太子さまは、安易に人を批判される方ではない。よほどのお考えがあってのことだろうと思った」
宮内庁東宮職の元職員は、こう話す。発言は、天皇陛下や皇族方にも大きな波紋を広げた。
秋篠宮さまは16年11月の誕生日会見で「記者会見で発言する前に、陛下とその内容について話をして、その上での話であるべきではなかったか。残念に思います」との趣旨の発言をされている。天皇陛下も翌12月、誕生日に伴って発表した文書で「何回か皇太子からも話を聞いたのですが、まだ私に十分に理解しきれぬところがあり…」と述べられている。
それでも、発言の真意について口をつぐまれた皇太子さまの意思がかわることはなかった。
このニュースの写真
関連ニュース
- [PR]
- [PR]