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「野馬追」の清酒販売 浪江の蔵元から引き継ぎ2年目

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「相馬野馬追 純米酒」を手に「野馬追を応援します」と話す板橋部長右と佐藤執行役員(左から2人目)、岡支店長左。右から2人目が桜井市長
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東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で醸造ができなくなった浪江町の蔵元からラベルを引き継いだ「末廣 相馬野馬追 純米酒」が今年も、相馬野馬追のシーズンを中心に県内外で販売される。相双地方の復興と相馬野馬追の応援に―と、4〜10月の売り上げの一部を義援金として、相馬野馬追執行委員会に寄付する。
製造元の末廣酒造(会津若松市)と、販売する福島県南酒販(郡山市)の担当者が6日、あいさつのため相馬野馬追執行委員会事務局を受け持つ南相馬市役所を訪れた。
訪れたのは、末廣酒造の板橋秀利営業部長と県南酒販の佐藤洋一執行役員、岡知之相馬支店長。同執行委員長の桜井勝延市長と懇談し「野馬追を全力で応援します」と述べ、市内外でのアピールを求めた。
清酒「相馬野馬追」は浪江町の馬場酒造が製造・販売していたが、昨年から末廣酒造がラベルを引き継いでいる。1.8リットル2100円、720ミリリットル1050円(いずれも税込み)。問い合わせは福島県南酒販(電話024・932・3250)へ。
(2013年6月8日 福島民友トピックス)
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