振り込め詐欺３８００万円被害

6月6日 13時5分

横浜市中区の６０代の女性が、長男を名乗る男から「小切手が入ったカバンを盗まれた」といううその電話を受けて現金３８００万円をだまし取られる被害があり、警察が振り込め詐欺事件として捜査しています。

５日正午前、横浜市中区に住む６０代の無職の女性の自宅に、長男を名乗る男から「小切手が入ったカバンを盗まれたので代わりの金を用意してほしい」などとする電話がありました。
まもなく、別の人物から「忘れ物が届いているので、名前と住所を教えてほしい」と電話があったあと、午後になって訪ねてきた長男の部下を名乗る男に女性が自宅にあった現金３８００万円を手渡したということです。
その後、長男から連絡がないのを不審に思った女性が、夕方になって警察に通報したということです。警察によりますと、現金を受け取りに来た男は、２０代くらいで、黒いスーツ姿に黒いカバンを持っていたということです。
警察は、手渡し型の振り込め詐欺事件として捜査しています。
５日は横浜市内で、同じような手口で６０代の男女がそれぞれ現金８００万円をだまし取られる被害があり、警察が関連についても捜査しています。