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三菱重工、通算100基目となる原子力発電用蒸気発生器を北海道電力(株)泊発電所へ納入- JCN Newswire(2007年10月23日16時14分)

Tokyo, Japan, Oct 23, 2007 - (JCN Newswire) - 三菱重工業(TSE:7011)は、製作累計100基目となる原子力発電用蒸気発生器(SG)を当社神戸造船所から、建設中の北海道電力(株)泊発電所3号機向けに出荷、現地に搬入した。1970年に国産第一号である初号機を納入して以降、38年間にわたり、国内すべての加圧水型(PWR)原子力発電プラントはもちろん、海外プラント向けにも数多くの取替用SGの受注・納入実績を重ねての達成となった。

SGはPWRプラントの中核的な機器で、原子炉で発生させた熱を一次冷却系(原子炉系)から二次冷却系(タービン系)に伝え、タービン駆動用の蒸気を発生させる重要な役割を持つ。国内向けの標準機種で全高約21m、胴部の外径が最大約5m、重量約330tに達し、内部に逆U字形をした外径約20mm、長さ約20mの伝熱管が約3,400本挿入された構造を持つ。

PWRを構成する機器のなかでも、とくに高い安全性と信頼性が求められるうえ、300tを超える大型の構造物ながら、100分の1mm単位での加工精度が要求されるなど、非常に高い設計・製造技術力も要求され、国内では原子力発電の黎明期から現在に至るまで、一貫してPWRプラントを手掛けてきた当社のみが製造している。

当社は新規のPWRプラント向けSGの製造・納入のみにとどまらず、国内の既設プラント向けに29基の取替用SGを製作・納入。さらに、その技術・品質は海外でも高く評価され、1995年から現在までに、北米・欧州向けを中心に22基の取替用SGを受注・納入しており、国内外のPWRプラントの長寿命化や、さらなる安全性・経済性の向上に貢献している。

当社は今後も、PWRプラントの基本計画から設計・製作・検査・据付・試運転、アフターサービスまでを総合的に担う世界有数の原子力プラントメーカーとして、これまで培ってきた技術力や豊富な実績を活かし、国内外で積極的な事業展開を行っていく。

三菱重工業株式会社

<PRE>設立年月日 昭和25年1月11日
本社所在地
<品川> 東京都港区港南二丁目16番5号(三菱重工ビル)
<横浜> 横浜市西区みなとみらい3丁目3番1号(三菱重工横浜ビル)
詳細は、 www.mhi.co.jp </PRE>

Source: 三菱重工業株式会社

Contact:
営業窓口:原子力事業本部
原子力部/原子力輸出部

製作事業所:神戸造船所
Copyright 2007 JCN Newswire. All rights reserved.
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