「韓国とインド、2000年前からパートナー」

　「韓国とインドは2000年前から関係を維持してきた。われわれは戦略的なパートナーだ」

　7日午前、ソウル大学のホアム教授会館で、韓国とインドの国交樹立40周年記念行事が行われ、出席したビシュヌ・プラカシュ駐韓インド大使（57）＝写真＝は冒頭のように述べた。プラカシュ大使は「インドと韓国はアジア第3、第4の経済大国であり、アジアの中で文化的・経済的に重要な国だ」と語った。また「インドのボリウッド（ムンバイの旧称『ボンベイ』と『ハリウッド』を合わせた造語）は、年間に1200編以上の映画を世に送り出している、世界最大の映画制作拠点だ」と紹介し、さらに「韓国とインドの学生たちの交流を積極的に支援する方針だ」と述べた。一方、プラカシュ大使は最近、インドで外国人を狙った性的暴行事件が相次いでいることについて「不幸な出来事が起こるたび、法律を厳格に適用するとともに、事件の捜査も迅速に行っていく」と語った。なお、昨年インドを訪れた韓国人観光客は12万人に達する。

　プラカシュ大使はまた「インドの多くの人たちが韓国に対し親近感を持っている。より多くの韓国人観光客や留学生、企業関係者たちがインドを訪れることを願っている」と述べた。