2013.6.8 05:04(3/3ページ)

風呂温度40度に!虎・藤浪、夏バテ吹っ飛バス

キャッチボールする阪神・藤浪=甲子園(撮影・鳥越瑞絵)

キャッチボールする阪神・藤浪=甲子園(撮影・鳥越瑞絵)【拡大】

 当日は、最高気温27度と“夏日”の予報が出ているが、春夏連覇右腕のこと。苦になるはずもない。球団のケア態勢も万全だ。虎風荘の高木昇寮長(56)は「6月に入って浴場の湯温を42・5度から40度に下げました」と明かす。毎晩、最後に入浴する高木寮長は温泉で有名な大分・別府出身だ。「小さい頃から熱い湯につかってきた私が入って熱いと感じるお湯は、かなり熱い。小窓を開ける選手も多かったので低めにしました」と胸を張る。長風呂好きで知られる藤浪が、心置きなくリラックスできる湯加減が授けられたのだ。

 黄金ルーキー自身も「クーラーを入れて寝ないようにして日中バテないようにしています」とキッパリ。暑さ対策のために高校時代に行っていた、厚着をして走る特訓も「やるかもしれないです」と示唆した。

 次々回は、交流戦の最終戦となる16日の楽天戦(Kスタ宮城)での先発が濃厚だ。虎の交流戦Vがかかる大一番になる可能性もある。藤浪の熱投が、パを焼き尽くす。夏バテ知らずに突っ走り、天敵Gをも焦がす。 (長友 孝輔)

(紙面から)