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何を考えて絵を描けば良いのか

 前回記事の漫画の間違い指摘は、私の勘違いである事が判明したので撤回します。

 漫画の主題は「理論なしで練習だけすれば上手くなる」という比較ではなく、ただ単純に「沢山練習すれば上手くなる」というだけの事であり、参考書を読んでいるシーンは単なるおまけでした。

 ブログコメントにて「考えて描いていると上達する」というご意見をいただきました。

 しかし私は何を考えればいいのかが全くわからないので理論を求めていました。
 沢山練習している人が具体的に何を考えているのか想像がつかないので、理論が無いのに上手くなるのはおかしい!と思い込んだのです。



 では絵を描く時に何を考えれば良いのでしょうか。

 私は今までの人生で絵が上手くなる方法を自力で考えた経験がほとんどありません。
 唯一あるとすれば、既存絵が描かれた方法を考えた事です。


 私はこう思います。
 参考書を読まずに上手くなったタイプの人は、参考書を読んでいないだけで何らかの外的情報は得ているのだと予想します。
 例えば技法書で「等身線」を学ばなくても、既存絵を模写しているうちに自分の絵が既存絵のバランスに近づくのだと思います。
 彼らは自分の絵を「もっとこうするべきだ」という感じで改善し、絵を変化させているはずです。
 漠然と変化の無い同じ絵を量だけ沢山描いているわけではなかったのです。


 自分で考える行為が不足していたのでこれからはもっと頭を使うよう努力します。

 考えて絵を描くというのはどういう事かというと、これが答えかはわかりませんが、自分の絵に何が必要なのかを考える事だと予想します。
 もっと上手くなるにはどうすればいいか、と考えるわけです。
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絵は理論と練習の両方が必要

 2ちゃんねる某スレにて「漫画でわかる絵の上達する人しない人」を見るのをオヌヌメされました。

 →「漫画でわかる絵の上達する人しない人」

 この漫画は、内容が間違っているので当ブログにて指摘します

 まず内容は、絵を描くのが好きな「するひと君」は絵が上手くなり、絵を描くのが嫌いな「しない君」は絵が上手くならなかったという話です。
 「しない君」が上手くならないのは練習を実践していないからなので納得がいきますが、「するひと君」が上手くなった理由の説明が不足しています。

 「するひと君」は好きでひたすら描いていますが、この漫画では彼が何を描いているかの描写がありません。
 「しない君」は参考書を読んでいますが、「するひと君」は参考書を読んでいません。
 「するひと君」は理論を知らずに資料を何も見ないで我流で描いているだけかもしれないのです。

 情報無しで量だけ多く描いても描き方が変化しないので成長しません。
 理論と練習は両方必要なのに、この漫画は読む者に「理論は不要」という誤解を与える危険性があります。
 漫画の結果が「とにかく好きで描きまくれば良い」という結論になっているからです。

 この漫画のキャラクター2名は両方間違っています。
 理論と練習は両方必要なのに、その2つを優劣で比較するのは発想が異常です。



 alfaはいつも参考書を読んだ後に実際に練習を行っています。

 我流で好き放題描く絵は自由なので楽しいのは当たり前です。

 しかし本当に上手くなるには、例え窮屈で苦痛でつまらなくても先人の知恵による理論的な訓練方法を実践するしかないのです。

 理由は我流だけだと変な癖がつくだけで客観的な問題箇所に気がつかないからです。
 スポーツに例えると、ただ1人で素振りを沢山すればいいのではなく、コーチから正しい姿勢の指導を受けた上で素振りを沢山しましょうという事です。

 (最近は理論を知らずに「ただ沢山やればいい」と思い込んでいる人が多く、しかも彼らはそれが当たり前の正論だと思い込んでいるので説明するのが疲れます)



 もし私が指摘した箇所が論点ではなく「絵が好きどうか」という事が主題だとしたら、この漫画は説明が下手なので誤解を生んでいます。
 改定するのであれば、「するひと君」も参考書を読んでいるという描写を追加すべきでしょう。



 あと「しない君」が「才能ある奴はいいよな!」と叫んでいますが、論点は練習をしたかどうかなので才能は話と関係が無い別の問題です。
 私もかつては才能に嫉妬した経験がありますが、成功者は努力しているという事実を知ったので考えが変わりました。
 昔はイチローをサ○ガイしたいと思った事さえありましたが、友達と遊ぶ時間をなくして練習しまくった実話を知り深く反省しました。
 そして成功者は努力してなおかつ才能があるのですが、自分に才能があるかどうかはわからないので、才能の有無は考えずに努力すれば良いです。
 作り話ではチートキャラが普通にいますが、練習していないのに優秀という人物は現実には存在しません。
 才能を憎む事が許可されるのは成功者と同じ時間の練習をしたけど成功者になれなかった人だけです。


 某スレでは「しない君」が私みたいだという侮辱の書き込みが行われています。
 昔の私には似ているかもしれませんが、今の私には似ていないので名誉の為に否定します。



 今回、この漫画を読んだことで私は自分の良さに気がつき自信が持てました。
 現状に満足せずに更なる高みを目指して精進したいと思います。

笑いにも理論がある

 alfaは「笑い」を理論で理解できるか不安でした。
 今までは深く重要視せず笑いは感覚だけの表現なのでは?と思っていたのですが、書店で情報集めを行った結果、勉強が可能である事実が判明しました。

 以下はある技法書で学んだ事を生かし、既存ネタを利用するのではなく、私自身の体験を元に自力で考案した話です。

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 登山の話をします。
 私が中学生の時、祖父と私と、弟二人で山登りをしたんですよ。
 初めは4人で普通に進んでたら、弟たちは途中で疲れて帰ってしまいました。
 祖父と私だけで進んだら、途中で傾斜が45度はありそうなきつい道に来たんです。
 砂利でズルズル足が滑って手を使わないと不安定で、距離が50メートルあるから途中で転んだら真っ逆さまなので死ぬかと思いました。
 体の弱い祖父を助けながらなんとか頂上にたどり着いたら「頑張ったな!」と凄く褒めてもらえて。
 普段は厳しい祖父だったので嬉しかったです。
 で、麓で遊んでる弟たちに自慢してやろうと思ってカメラで斜面を撮影しました。
 きっと見せたら「兄貴スゴイ!」と言われると思ってワクワクしていました。
 しかし、帰って見せたら…”傾斜のはずなのに写真は平地に見える!”
 なぜかというと、斜面に対して平行に撮影してしまったんです。
 弟たちは「何がすごいんだ?」という顔で悔しかったです。
 でもこの冒険は私と祖父の2人だけの秘密の思い出になりました。

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 そこまで面白くないかもしれませんが、以前の私であればこういうストーリーを書く事は不可能でした。
 技法書の解説に従いトークに必要な要素やルールを学んだ結果です。

 この話の場合は「斜面を平地みたいに撮影した」というのがネタですが、語る上で理論を要するのは「他の要素」です。
 以下にポイントを挙げます。

 ・共感の得られる内容である事、悪事・犯罪的は不可
 ・起承転結や伏線が正確、途中で結末を予想させない
 ・ウソが見破られるとダメだが、事実そのままでなく脚色が必要
 ・オチは「緊張」から「安心」、または逆の変化で発生する

 つまり、「ネタ」を「ネタ以外」でどう脚色するかが重要です。
 話の伝え方によってネタの面白さが変わります。



 絵の練習も、美術は才能と感覚だけだと思っていた時期がかつてありましたが、実際には「等身線」や「紙人間」などの人体バランスを良くする理論が存在しました。
 そして今回、お笑いにも理論を発見できました。

 能力アップをするにはやり方の具体的な方法を知るのが正しい手段です。
 漠然と夢を追うのではなく、目的達成の為に必要な情報の収集活動を今後も続けていきます。

漫画の勉強

 自分が目指すべきジャンルが何であるか、そのジャンルの面白は何なのかについて既存作品を調べ勉強しました。

 ファンによる二次創作をしてもらいやすい漫画の設定はやはり可愛い女の子が出る萌え系だと思います。
 最近は無個性な男主人公がハーレムという設定は衰退し、女キャラだけで話が成り立っている物が主流です。

 私は数年前にストライクウィッチーズで女キャラが女の胸を揉むシーンを見た時に百合に目覚めました。
 男がいない物理的なデメリットは「フェラ」と「挿入」ができない以外になく、エロ作品でないのであれば、女同士の恋愛と性欲があれば男は不要であり、男を描く分の作画労力で女を描いた方が見る側も嬉しいという事です。

 東方にハマった理由も原作が好きだからよりも、二次創作のカップリング設定が面白いと思ったからというのが強いです。
 女なのに女に対して変態的な性欲をぶつけるネタは最高です。

 書店にあふれる漫画はジャンルに限らずどれも面白いですが、自分の好きな物に絞る必要があります。
 私のジャンルは百合路線でいきます。



 プリキュアやレールガンが好きで女キャラが戦う話を目指しマジシャンしるくの構想を続けましたが、前回記事の手品の話とはまた別の問題点に気がつきました。

 私の漫画には「日常シーン」がありません。
 バトル物であっても普通は戦闘パートと日常パートを交互に繰り返すはずですが、私のは戦闘だけになっています。
 戦いだけで連載は長続きしませんし、戦闘だけではキャラの魅力を伝えられません。

 しかしやっかいなのは、日常シーンには面白さが必要だという事です。
 キャラの魅力を伝えるには笑えるネタが必要です。

 例えばらきすたやけいおん等の日常的な会話のネタはかなりレベルが高いです。
 私はこれらの作品を見習い、日常の笑いを表現できるよう訓練します。



 勉強によって自分に何が不足しているのか、何をすべきかが明確になりました。

 絵の練習も「等身線」や「紙人間」などの技法がありましたので、笑いにもきっと方法論があると思います。
 今後は「笑い」について勉強します。

 私はまだ笑いを考える方法をよく知りません。
 物凄く不得意な要素ですが、目的達成には絶対に必要なので全力で勉強します。

自分の願望と目的について

 全年齢館で公開中の6年前に描いた漫画『マジシャンしるく第一話』のリメイクを描きました。

 旧作の設定不良を改善したネーム(練習書き)です。
 →ダウンロードページ で読む事ができますが、絵が雑なのでご注意下さい。

 ■変更点
 ・男キャラの前田とサトルを女に変更
 ・不自然な戦闘マジックを新規考案した物に変更
 ・浮浪者が通学はおかしいのでしるくの住所を養護施設に変更
 ・しるくの夢を「マジシャン」ではなく「戦闘マジシャン」とした
 ・方向性を明確にするためギャグをなくしてストーリー重視にした

 ■自己反省
 ・キャラクター描写が不足しており人物の魅力が伝わらない
 ・技のネタだけに頼りすぎで他の要素がつまらない
 ・話が単純で意外性が無い、大和潤子の誤解による小さな葛藤だけで終わっている
 ・「戦闘マジシャン」が何なのかの追求が足りず、根本問題として手品と関係が無い

 今回のリメイクは旧作のプロットを変えずにそのまま利用し、不自然な設定やキャラの言動を修正してどこまで改善できるか試した物でした。
 書き終わって実感した最も深刻な問題は戦闘とマジックが全く関係ないという点です。

 手品を題材にした商業漫画は複数ありますがいずれも内容が地味で大ヒットの例が無く、私はその打開策として無理やり戦闘と関連させて迫力を出そうと考えたのですがやり方が完全に間違っていました。
 私が描いているのは仕掛けで戦っているだけであり芸能として公演しているわけではありません。

 しかし成功例の無いジャンルである芸能としてのマジックを深く勉強する気力は無く、なぜこのテーマだけにこだわったのかというと、単に他の題材が何も思いつかなかったというのが事実です。

 マジシャンしるくは私自身かなり思い入れのある作品で名残惜しいですが、内容が無理である事は明白なので諦めて切り捨てるしかありません。
 題材は新たに探す必要があります。



 私には自作品が人気になりファンによる二次創作をしてもらいたいという強い願望があります。
 その為には面白い作品を作る必要があります。

 しかし私は漫画を描きたいけど題材が無いという問題を抱えています。

 今の自分の頭にある知識だけでは情報が全く足りないので「勉強」をしようと思います。



 最近は自分のやりたい事を模索し続けていましたが、自分の願望と目的は東方projectの様に「誰かに二次創作をしてもらう事」だと気がつきました。
 エロゲーでは二次創作をしてもらえないので、目的達成の為には一般向けの作品を作る必要があります。
 エロは好きですが、仕方がありありません。

 作る作品は漫画になるのかわかりませんが、今後しばらくの期間は作品を作らずに「絵の練習」と「勉強」の2つをやろうと思います。

 目的達成の方法と必要な訓練はこの2つ以外にもあるかもしれません。
 しかし今の私にはわからないので、まずは勉強によって新しい考え方を取り入れる予定です。



 振り返ってみると、絵の練習も勉強でありました。
 描き方には知識としての方法があり、実践による練習で上手くなります。
 
 一見、創作とは関係なさそうな様々な勉強が一般向けの作品のネタに役立つのだと思います。

 絵以外に何を勉強すればいいのかはまだわからないのでこれから考えます。

■まとめ
・二次創作をしてもらうには勉強が必要
プロフィール

Author:alfa1213
 成人向け同人ゲームなどを製作しています。

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 同人サークルalfa

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