北の大地に、“戸の邦(のへのくに)連合”を!。
テーマ:ブログ皆さんこんにちわ。本来なら梅雨の真っただかなのに、昨日は快晴と、連日ご報告申し上げております。昨日も“以下同文。”で、爽やかな薫風と、青空に恵まれました。
[写真1 東北道八戸線下り “折爪パーキング”の鮮やかな緑と青空。]
6/29は、平成24年度「北奥羽(きたおおう)開発促進協議会定例総会」と、その後の出席者名刺交換会に出席しました。
ご案内を頂いた当初、子供の頃よく使われていた、「北奥羽」の言葉の響きに懐かしくもあり、はたして何を協議し、誰々が集まる定例会なんだろうと、いぶかしさを持ったままの出席でした。
尤も、3日ほど前に、田村一戸町議会議長から前年の会議のあらましは、おおむねお聞きしていましたが。
[写真2 総会出席の前に、八戸出身である家内と共に、実家のお墓掃除を行う。6/29。] (私は3~4年ぶりの義父の墓参だった。)
この組織は、岩手県北、秋田県東北部、青森県県南地域の3県にまたがる、江戸時代は“南部藩”、平安時代以前・以降“糠ノ部(ぬかのぶ)”地域と呼ばれたところです。
現在の行政区に直すとこうなります。一言で言い表すと、一から九まで戸の字が付く、“のへ”の群や市町村とその周辺です。
[写真3 “戸の邦”連合の会議の模様。八戸パークホテル。]
○岩手県=一戸町、二戸市、九戸村、軽米町、野田村、普代村、九戸村、野田村、洋野町、久慈市の市町村です。○青森県=三戸町、五戸町、六戸町、七戸町、八戸市、十和田市、三沢市、おいらせ町、東北町、田子町、南部町、階上(はしかみ)町、新郷村です。○秋田県=鹿角(かづの)市、小坂町の地域です。
“戸の邦”連合の結束力のおかげで、10年前には東北新幹線が八戸駅まで、3年前には新青森駅まで開通しました。昔は、蝦夷(えぞ)地域と蔑まれ、日本でも1~2番遅れている地域と言って良いかと思いますが、ようやく道路網や生活に必要な社会基盤が出来てきました。
これも、昭和49年の設立から長年に亘って、本協議会のメンバーを中心とし、不断の努力を継続し、国に県に呼びかけて来た成果なのです。
平成24年度は特に、青森県のドクターヘリを、北奥羽地域に、県境を跨いでの運航実現に力を入れることを確認しました。
岩手県でもこの4月からドクターヘリが飛び始めましたが、青森県は二機所有しており、何と言っても、八戸基地からの飛翔が、この地域には圧倒的に短時間でやってきます。
昨年度から本協議会は、3.11大震災の当事者であったり、当事者の近隣市町村になったので、復興または復興の手助けも大きなテーマに追加されました。
私も岩手県一戸町出身・二戸選挙区選出県議会議員の構成員として、地域振興と地域住民の幸せ実現に向け、微力ながら尽くす所存です。
[写真4 パークホテルの裏庭では、綺麗なハスの花がひっそりと咲いていた。]
当日は、南部町出身の赤石清美参議院が駆付けてくれましたが、仲間である青森県議会議員は、当日本会議のため全員欠席とやや残念でした。が、構成市町村の首長や議長とはご挨拶ができました。
私が勝手に命名した、“戸の邦(のへのくに)”、夢は県境を越えた大型合併が実現した際の、新市名としてつけたい名前です。
それが難しければ、せめて行政区を横断する協力関係の間で、並びに北奥羽地域を総称する地域として、全国にPRする名前として、使ってほしいものだと思っています。
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