日本ハム・大谷翔平投手(18)の二刀流デビューが、延期となる可能性が出てきた。
大谷は11日のイースタン・巨人戦(鎌ケ谷)で調整登板した後、中6日で18日の広島戦(マツダ)に先発。セの本拠地球場ということで、登板試合で初めて打席に立つ予定だが、栗山監督は「可能性はあるが、打つ方を見ても疲れている」と慎重な姿勢を示した。
大谷は前カードの巨人戦で、2戦続けて6番・右翼で先発したが9打数1安打。ボテボテの内野安打1本に封じ込まれた。指揮官は動きやスイングに切れを欠いていると見ているようだ。
この日、大谷は鎌ケ谷市内で行われた全体練習に参加。ブルペンでは約80球を投げ、打撃練習も行い「体力的にはしんどくない」と強調した。だが、「無理して投げさせる必要はない」と指揮官。コンディションの回復がなければ、予定を変更する考えだ。 (佐藤啓)
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