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ディオバン論文撤回問題  統括責任者「不注意による間違い」「結論に影響ない」( 2013年2月6日 )

 ARB「ディオバン」(一般名=バルサルタン)の日本人対象の大規模臨床試験「KYOTO HEART Study」に関する論文が、欧州心臓病学会(ESC)学会誌などで撤回された問題で、同試験の統括責任者を務めた京都府立医科大循環器・腎臓内科教授の松原弘明氏は、5日付の声明を発表し、試験データの入力に誤りがあったことを認めた上で、「論文における結論に何ら影響を及ぼすものではない」との認識を表明した。

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