【富山】電鉄魚津駅 便利に“新生” きょうの始発から供用
富山地方鉄道が建設した電鉄魚津駅の新駅舎の完成式が三日、魚津市文化町であり、関係者がエレベーターを新設した新駅舎の利便性に期待した。四日の始発から供用開始する。 完成式では同鉄道の桑名博勝会長や沢崎義敬魚津市長らがテープカットした。桑名会長は「急逝した川岸宏前社長とともに祝うことができず残念だが、新しい駅舎が地域の活性化に寄与できれば幸い」と述べた。 新駅舎は鉄骨二階建て延べ二百三十平方メートル。一階に改札口、駅事務所、待合室、トイレ、エレベーターを整備。高架のホームと接続した二階から乗降する。新駅舎の建設費は八千四百万円。旧駅のステーションビルは七月末までに取り壊し、跡地に市がバス停留所や障害者用駐車場などを整備する。旧駅舎は一九六七(昭和四十二)年に建てられたが、エレベーターもなく老朽化が進んでいた。二〇一二年度の利用者は一日八百十五人。 (武田寛史) PR情報
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