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わさお、毛抜けまるで“別犬”
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【写真左】ふさふさした毛が生えていたころのわさお=2012年7月14日、【写真右】毛が抜け落ち、ほっそりとした顔に見えるわさお=6日 |
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鯵ケ沢町の人気犬・わさおが、ここ数カ月で自慢のふさふさした毛が抜け落ち、まるで別人ならぬ“別犬”の容貌に変わった。原因は不明だが、飼い主の菊谷節子さん(69)が2カ月ほど入院して離れ離れになったことによるストレスの可能性もあり、菊谷さんは「悪いことをした」とすまなそうな表情を見せる。
わさおの取材窓口の「わさおプロジェクト」代表・工藤健さんが異変に気付いたのは今年2月。「毛がぺたっとして勢いがなかった」(工藤さん)という。抜けた毛の生え替わりがうまくいかず、顔はほっそりと。観光客からは「不細工というけど意外と男前」との評も出るほど。
菊谷さんは1〜2月、肺炎で弘前市の病院に入院した。その間、訓練士の元に預けられていたわさおは、退院してきた菊谷さんに最初はそっけない態度も見せたという。菊谷さんは「(捨て犬だった)わさおがまた捨てられたと思い込みストレスになったのかな」と話し、お互いの絆をあらためて感じた様子だった。
かかりつけの動物病院を受診した結果、わさおに内蔵疾患はなく血液、ホルモン検査での異常もなし。抜け毛は体に寄生したダニが原因とも考えられるためダニ駆除の注射を打って様子を見ている段階だ。菊谷さんは「わさおの体重は以前と変わらず食欲もある。毛も徐々に生えてきているのでしばらくすれば元に戻る。ご心配なく」と話した。
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