【藤本久格】関西学院大と関西大(大阪府吹田市)の体育会による対抗戦「総合関関戦」に合わせ、体育会の学生たちがタオルとTシャツを作った。8日午前11時から西宮市高松町の阪急西宮ガーデンズの屋上庭園である前夜祭イベントで発売。収益金は「東日本大震災ふくしまこども寄付金」に送られる。
関関戦は40種目の体育会の部などが両校で勝敗を競う大会。36回目の今年は主に13〜15日、関西学院大の体育施設やグラウンドなどである。収益金の寄付は、関西学院大の学生たちでつくる総合関関戦実行委員会のメンバーが「阪神大震災の恩返しに」と決めた。
オリジナルタオル(縦約20センチ、横約106センチ)は1枚500円で、500枚作製。黒地に白抜きの文字で大会スローガンなどが記されている。Tシャツは1枚1100円で、350枚作製。紺地に関西学院大の校章などが描かれている。
実行委によると、関大でもオリジナルのTシャツとタオルを作製し、両校合わせて約30万円の収益金を見込む。今回のチャリティー活動に関する問い合わせは関西学院大学体育会学生本部(0798・51・0181)へ。実行委員長で、関西学院大3年の福田拓磨さん(22)は「自分たちがスポーツをできることに感謝し、東北の子どもたちに元気を届けたい」と話している。
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