女性専用車両への乗り込み宣言
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数ヶ月前、日本の新聞を読んである種の衝撃を受けた。それは女性専用車両に男性乗客が公然と乗り込んでおり、そのため口論が多発していると言うことだった。そしてその理由であり原因が、「女性専用車両とは法的措置によって運営されている制度ではなく、あくまでもJR社が男性の理解（いわゆる協力要請という意味）に基づいて運営されている制度」ということゆえに。
もしそれでも、強制的に鉄道会社の社員が男性を「女性専用車両」から追い出そうするならば、それは刑法２２３条に違反する犯罪行為となる。すれゆえ国交省の指導はあくまでも「任意」と言う定義であり、法的根拠は皆無である。
粗忽者の私は、てっきり法制上の施行だと誤解していたため、改めてこの問題を見たとき、一気呵成に義憤が込み上げてきた。畢竟、日本はここまでフェミニズムに侵されてしまったということへの。
考えてみれば、私の住む広域バンクーバーにもミレニアム線など数本の市内鉄道が運営されており、朝夕のラッシュ時には当然立錐の余地も無いほど込み合っているのだが、女性専用車両など存在しないし、このことは何も当地だけではない。
トロントやモントリオールのように地下鉄網が広大に張り出されているカナダの都市で、やはり朝夕のラッシュアワーには混雑が起こるところでも、女性専用車両など存在しない。
また世界で最もフェミニズムが強いと思われる隣国アメリカでおいても、ニューヨークの地下鉄網、アトランタのマルタ鉄道（市内電車）、シカゴの市内電車などでも女性専用車両の存在など聞いたことがない。
台湾でもその類が一時期設置されたようだが、すぐに「これではまるで男性乗客差別だ」という声があがったため、即撤廃になったという。
まさに台湾人男性の仰せの通り。男性専用車両が無く、女性専用車両だけがあるということは、これすなわち男性への性差別に他ならないのだ。
世界中を見ても、斯様におかしな制度を運営している国など寡少しかないし、少なくとも先進国では皆無だ（イギリスの場合、女性専用は会員制であり、公共の地下鉄などでの女性専用車両など存在しない）。
こうした現象を見てもわかるように、近年日本においてフェミニズムの跳梁跋扈が甚だしい。
NHKの大河ドラマでも篤姫や江などのように、女を主人公にしたドラマでは居並ぶ歴史上の男性英雄たちがこの女たちに平伏・ひれ付するシーンがやたら多い（もちろん史実からは逸脱しているケースも枚挙に暇が無い）。こうした傾向は「ゲゲゲの女房」以前の朝ドラでも著しかった（最近も斯様になってきたようだが）。
実社会においてはもっと凄愴だ。
痴漢による冤罪が方々で多発しており、その最大の要因とは女性が警察に訴えれば、いくら男性側が無罪を主張しても、一方的に拘束されて取り調べられてしまううえ、裁判でも男性側が敗訴するケースが多いと言うのだ（映画「それでも僕はやってない」は参考になる）。
セクハラ論争にいたってはもっと手軽にできるためか、驚嘆するほど男性に対する「言いがかり」の様相を呈している。
過日日本の新聞に「上司が部下の女性に自分のギブンネームを呼ばせることがセクハラになる」とあった。
誤解の内容に言うと上司が女の部下に向かって「直美さん」「寛子さん」「香利さん」と名字ではない下の名前で呼ぶことをここで言っているのではない（当然これもセクハラとされているようだが）。たとえば上司の名前が高間波男だったとする。その上司が部下の女性に向かって自分の呼称を「波男さん」と呼んでくれということがセクハラであるというのだ。
ちょっと待ってくれ。それなら私の住む北米社会は男性による女性へのセクハラだらけになってしまうだろう。男性の上司が部下に向かってギブンネームを呼ばせることなど日常茶飯事だからだ。
取りも直さず現下の日本におけるセクハラ争議とは、女の男に対する魔女狩のマテリアルと化しているようだ。こうした流行はいまやスマホやipodなどで簡単に広まってしまううえ、日本のマスコミ自体が女の流行に対して阿諛追従している時代だ。件の「草食系男子」なる小学生レベルの言葉の誤用が全国的に広がったように(参考；「『草食系男子』『肉食系男子』こんなバカな言葉がまかり通る日本になってしまった」 http://blogs.yahoo.co.jp/saipan_is_number1/61664886.html )、こうした悪しき風潮も着々と日本全域に横溢されていくのであろう。
だが私は宣言しておく。
今度日本に帰国した折には絶対に「女性専用車両」に乗り込むであろう。
これは男性への性差別に対する戦いなのだ。この車両の存在自体が男性への性差別に他ならないからだ。 |
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2013/4/17(水) 午前 7:07 [ 千葉県日当台からの徒然日記 ]
私はフェミニズムもジェンダーフリーもキチガイだと思っています。それにしても女性はか弱い、そして痴漢の疑いがあれば120%男性が悪い。日本の鉄道会社は異常集団です。破防法適用が必要かも。傑作&TBします。
2013/4/17(水) 午前 7:06
サイパンさん
私はこの世の中で一番怖いのがオバチャンです。
道理が分からず直ぐわめく…怖いですね。
従って公衆ではオバチャンのそばには寄り付きません。
乗車は止めておいてください…難癖を付けられたら必要もない難儀の元です。
2013/4/17(水) 午前 8:18 [ 天空 ]
千葉日台さん
至極同感です。フェミニズムやジェンダーフリーなどはもとは左翼系の影響だと思います。しかももし真実にジェンダーフリーと彼女たちが主張するのであれば、女性専用車両も性差別なのだから廃止に同意すべきだし、斯様に主張すべきでしょう。
日本の鉄道各社のそうした偏見はまた国交省にも通じるところがあるようです。しかもかくなる狂気である風潮は公立の図書館にまで一部及び始めているようです。そうした公共の場所において女専用席ができているとのことですから。
破防法の適用も妙案ですね。
ナイスとトラックバックを感謝します。
2013/4/17(水) 午前 9:42
天空さん
たしかにその集団は伝統的に鎧袖一触のような凄まじさがありますね。ただ現下の日本ではそれに加えて若年層までもがかくなる酸鼻な世界を作り始めているのですから世も末です。
若年層の女とて道理も心理も我関せずで、感情の赴くまま雄たけびを咆哮して自我を押し通す輩が増えすぎていますので。
それだけ男が女を甘やかしすぎてきたのでしょうか。いやはや奇天烈な時勢になりました。
2013/4/17(水) 午前 9:45
天空さん
心温まるご忠告をまず感謝します。しかるに自己の保身だけを考えていれば、ちまたの政治家と同じ轍を踏むだけですので、ここは乾坤一擲自らを有る程度犠牲にしてお国の正常化のために尽くしたいと考えています。難癖には理論と理性及び法律で対応しましょう。
2013/4/17(水) 午前 9:48
午後2;43さん
確かに大河はひどいですね。朝ドラとの共通点は、共に大の男がやたら女に平身低頭になるという場面が多すぎるということです。一方女のほうはいっこうに男に対して頭が高いままという設定が数多です。
篤姫などはほぼ年齢が異ならない１４代将軍に対して「そち」呼ばわりですから。そして将軍も母上？史実無謬もいい加減にしてほしいものです。当時は実母であっても将軍に対しては「上様」と詠んでいると言うのに。
最悪は江でした。これは荒唐無稽を通り越して支離滅裂でフェミニズム狂気の沙汰と言えるでしょう。
2013/4/18(木) 午前 3:44
同感です。行き過ぎた男女同権なんぞ、狂ってますよ！
ジェンダーフリーだの、男女共同参画社会だの、国家解体を目論む左翼の謀略ですよ。
世の中には、セクハラを捏造して金をせしめるような、悪質な女もいるみたいですね。
映画『それでも僕はやってない』は観ました。実に胸糞悪い、後味の悪い結末でしたよ。
ナイス☆
2013/4/18(木) 午前 10:56
ZODIACさん
仰せのように左翼系統から行過ぎたフェミニズムが暴発してきたようですね。この者達は女の権利の主張のためには普通の宗教の教義まで批判するのですから。
そもそも男女は身体能力も異なるため同じ仕事などそう簡単にできるわけがないのです。こうした現実を度外視して男と同じ権利ばかりを主張するのは狂気の沙汰ですね。
あの映画ご覧になりましたか。周防監督によれば、その後起きた現実の同種の裁判において映画が影響を与えたため被告人が有罪とされてしまったと述懐していましたね。
ナイス感謝します。
2013/4/19(金) 午前 6:56
昨年内にある相談事があって、東京の某法律事務所にまで足を運んだのですが、その時ついでにこれと同じ疑問を尋ねてみたら、「一応は合法」だという事でした。
何でも鉄道会社側も一応は、弁護士から法的アドヴァイスを受けていて、告訴されないよう女性専用車両の時間帯を制限しているとか。
つまりこういった事は利用規約の中に盛り込まれていて、法律的には利用客は鉄道会社と利用契約を交わしていて、利用する以上はそれに同意したと見做されるから妥当だという論理でした。
一応は筋は通っているのですが、それでも何だかな・・・・という感じでしたよ（ーー；）。
2013/4/21(日) 午前 11:43
私もジェンダーは男女の区別のつかないヒステリー集団だと思います。
ですが・・・混雑している車内では女性専用車があるのは逆に殿方を守るものではないかとも考えます。
この車両ができた当時、痴漢行為を疑われる男性も多かったのではないかと記憶しています。
確かに経団連のような不愉快な存在ではあるけれど、帰国した際に乗車するのはおやめになったほうが宜しいかと・・・
紳士たるもの別な場所で闘ってくださいませ ませ
2013/4/21(日) 午後 2:14
ZODIACさん
合法と言うのは文面から判断して女性専用車両の存在自体のことを示されるのでしょうか。
弁護士からアドバイスを受けているというわりには、法的不備が溢れていますね。
「女性専用車両に反対する会」の調査によると貴殿の弁護士に言われた内容とJRの見解はいささか齟齬があるようです。
彼らが直接JRの責任者に聞いて確認したことによれば、この専用車両とは「任意である」ということだそうです。であるならば法的強制力はないため、その支持に従わなくとも法令違反にはならないということだそうです。
また乗車券を購入することはこれすわち契約を交わすことになるのでしょうか。通常契約を交わす場合は双方のサインが必要であり、それが無い場合は無効になりますが、通常の乗車券で乗車している場合、そのような書面がないため契約ということは存在しないのではないでしょうか。
私が引用した記事でも、それは弁護士が書かれたものであり、彼の見解では女性専用車両に男性を規制する法的根拠は無いとありました。
それゆえ今まで女性専用車両に乗り込んで逮捕された男性が皆無なわけです。
2013/4/21(日) 午後 2:18
COCOAさん
お久しぶりです。
ご指摘のようにこの車両設立の謳い文句は「痴漢から女性を守る」と言うものでした。当時というより今でもそうですが、痴漢行為の冤罪により不当逮捕・検挙されている男性が止みません。
そうした男性にとってもこの車両は良い・・・ということでしたら、公平を期する意味でも「男性専用車両」を作るべきではないでしょうか。これさえあれば痴漢行為の冤罪にあう男性を確実に救い守ることができます。
ところが現実はそのような方策は微塵も無く、さらに看過出来ないのは、マスコミの調査によればこの車両ができたあとも痴漢の発生率は変わらないというのです。
そもそも男と見たら一緒くたに痴漢の危険ありとみなすこの大前提自体が魯鈍・奇天烈なものでしょう。
ご忠告痛み入りますが、私は日本男児ゆえ、日本男児を愚弄し冒涜するものと戦う義務があると考えております。この戦いは日本を横溢する倫理観の破壊者フェミニズムとの義の戦いゆえに。
2013/4/21(日) 午後 2:26
COCOAさん
補足です。
１、痴漢対策は前述のように男性専用車両を作ることと、車両内に監視カメラを徹底的に設置することで大幅に緩和されることでしょう。
２、私はジェントルマンではありません。どちらかといえば江戸っ子堅気といえるでしょうか。
2013/4/22(月) 午前 7:31