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【スポーツ】

桐生祥秀が決意の丸刈り

2013年6月7日 紙面から

9秒台突入へ、真剣な表情でスタートの練習をする桐生祥秀。短かった髪も決意のバッサリ=味の素スタジアムで(川村庸介撮影)

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 日本最速、そして9秒台へ決意の丸刈りだ。男子100メートルで日本人初の9秒台突入を目指す桐生祥秀(17)=京都・洛南高=が6日、日本選手権開幕を前日に控え、会場の東京・味の素スタジアムで最終調整をした。

 日本歴代2位の10秒01を出した“織田記念モード”の髪形が決意を表していた。短く刈り込んだ頭で、初めてのトラックの感触をかみしめるようにスタートダッシュなどを繰り返した桐生。「髪は京都府予選が終わった日に切りました」。100メートルで3連覇を達成した2日の高校総体京都府予選でも短かった髪をさらにバッサリ切って、初の日本選手権に挑む。

 日本陸連が定めた派遣設定記録(10秒01)を突破しているため、この大会で8位入賞すれば、8月の世界選手権(モスクワ)代表に決まる。だが、安全運転をするつもりはない。「予選で気を抜いたらダメ。タイムや順位は気にせず、一本一本集中して自分の走りをする」

 まずは7日の予選に全力を尽くし、8日の決勝で9秒台誕生の歴史的瞬間を演出する。 (川村庸介)

 

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