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【大リーグ】

青木が日米通算1500安打到達 本人は”通過点”と淡々

2013年6月7日 紙面から

◇アスレチックス6−1ブルワーズ

 日米通算1500安打まで“マジック1”としていたブルワーズの青木宣親外野手(31)が5日、5月31日のフィリーズ戦以来5試合ぶり、今季19度目の複数安打で“大台”に乗せた。地元ミルウォーキーでのアスレチックス戦に1番右翼でフル出場し、第3打席で到達したが、時事電によると、「早めに達成できてよかったが、できれば3000、4000(安打と)もっと打ちたい。まだまだこれから」と感慨に浸ることもなかった。

 2打席連続凡退で迎えた5回無死二塁での打席。相手先発コローンの90マイル(約145キロ)直球を引っ張ると、ライナー性の打球が横っ跳びした一塁手のミットをはじいた。試合には敗れたが、自身は連続試合安打を今季最長タイの6に伸ばし、7回にも一塁内野安打を記録と状態の良さをうかがわせた。

 古巣ヤクルトにはドラフト4巡目入団。プロ入り直後は「イメージしたことがなかった」という数字。だが、日本で3度首位打者に輝くなど、“安打製造機”の名をほしいままにし、ブ軍でも昨季、控えからはい上がり、今季は不動のレギュラーにまで上り詰めた男にとっては既にノルマ。「今となってはもっと上を目指さないといけない」と貪欲だった。「まだ野球人生は続く。そういう意味では通過点」。青木はより高みを目指す。

 

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