佐村河内守さん
広島原爆被爆者二世で、自身は聴覚を失った作曲家。
ネットを通じて調べたところ、鬼武者の交響組曲ライジング・サンはこの方の楽曲であるらしい。
いま、ヒロシマが聴こえる・・・
その番組の中で彼は言っていた。
闇を敢えて自分から背負え。闇とは人の苦しみ、
小さな光は闇の中で巧みに隠れている。
惨状を伝える写真の数々を子供たちに見せながら、
辛かったら目を伏せていてもいい。見たくていいよと話しておられたが、
決して大げさではなく、
自分の目では見えぬ心の痛みを共に感じておられるような印象を受けた。
八月六日は広島原爆投下の日でもある。
五島列島に住んでいた両親は、幼少期に長崎に投下された原爆を見ている。
少なくとも我々が過ごしたこの時代。様々な犠牲の上に成り立っているわけだから、未来には伝えるべき事実であるのだろう。
教育が何であるのかなど、私には正確に語れない。
だけども、心に響き渡るきっかけがあれば、
事実をありのままに受け止めて考えることができるのが、精神的大人だと思っている。
権力を誤った方向に使用したなら、闇を背負わされるのは何の力もない子供たちである。
考える間もなく働いた両親にも幸せがあったのだと思いたい。
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コメント
私も観ました。
佐村河内守さん・・・正直存じあげませんでした。
それだけに凄く衝撃を受けました。
全聾なのに作曲を諦めない力。
しかもジャンルはクラシックでハイクオリティーな作品。
いろんな意味でとても感動しました。
起きててよかったです。
投稿: まさみ | 2009年8月15日 (土) 19時16分
あれ、私は昨夜観たんですが、地方によって放送日が違うんですかね・・・。佐村河内守さんを初めて知ったんだけど、衝撃的でした。『闇の中の小さな光』・・・感動しました。
投稿: 雨上がりの虹 | 2009年8月17日 (月) 11時46分
>雨上がりの虹さん
地方で放映日は違うと思われます。
私は東京ですが、7日にフジで観ましたよ。
久しぶりに素晴らしいドキュメンタリーを観た気分です。佐村河内守さんの天才と生き方にとても感動しました。
来年、京都フィルが交響曲第一番の全曲演奏をするみたいです。
遠いけど行ってみたいです。
東京でやってほしいな・・・・・
投稿: 美帆 | 2009年8月18日 (火) 12時05分
昨夜観ました。
凄い方がいらしたんですね。佐村河内守さんの考え方に大変共感しました。
とても考えさせられる番組でした。
唯一の被爆国として決して忘れてはいけないんですよね。
改めて痛感しました。
投稿: 大村 | 2009年8月19日 (水) 18時06分
いま、ヒロシマが聴こえる、という番組を観た







番組で紹介されてたREQUIEM“HIROSHIMA”は心が洗われるような荘厳な音楽で鳥肌が立ちました




佐村河内守さんに感動しました
佐村河内さんの曲は、どれもグレードが高いですね
良い番組が観れて本当にラッキーでした
佐村河内さんのご体調が心配です。
一日でも安らかな日が多いことを願っています
投稿: あやっこ | 2009年8月21日 (金) 16時56分
見逃しました・・・・orz
佐村河内守のファン失格だな・・・情けないわ
投稿: クラレス | 2009年8月24日 (月) 12時51分
凄い人発見!!得した気分や!
投稿: 光の扉 | 2009年8月27日 (木) 13時58分
YouTubeで交響曲第一番を聴いた!
素晴らしいね!なんでCD作んなかったのかね?
自伝通り欲の薄い人だね。でもファンのことももう少し考えてほしかった。
佐村河内守は現在入院中とのこと。
早く復活して下さい。祈ってます。
投稿: CARTON島久保 | 2009年8月29日 (土) 18時43分
佐村河内守《吹奏楽のための小品》は凄いよ!
投稿: ORCHESTRA-UK | 2009年9月 1日 (火) 19時36分
佐村河内守緊急入院のニュースはショックだったな。
立ち直れんよ・・・ああ
投稿: ニルス | 2009年9月 5日 (土) 20時30分
『本当に大切なもの(“小さな光”)は目には見えない。宝物は光の中でなく、闇の中に巧みに隠されているように』by 佐村河内守
投稿: Louvre | 2009年9月 8日 (火) 20時05分
佐村河内守さん、早く退院して下さい。
九州より祈りをこめて。
投稿: ゆー | 2009年9月13日 (日) 16時45分
関東圏の方に吉報!!!
2010年4月4日(日曜日)
東京芸術劇場にて
指揮:大友直人
演奏:東京交響楽団
演目:交響曲第一番(佐村河内守)
関東圏の方、お待ちどう様でした。
投稿: センザ ソルディーノ | 2009年9月16日 (水) 18時56分
スゴーイ



覗いてよかったー
私関東ですよ
でも京都は遠いし・・・

悩んでたの
YouTubeで佐村河内守さんの交響曲第一番を聴いてから、もう完全に虜になってました
大友直人さんも素敵だし、東京交響楽団たのしみです




早く天才作曲家の深淵の世界に浸りたいなあ
投稿: ねね | 2009年9月17日 (木) 17時19分
千葉県在住、超ラッキーです。音大でて早10年・・
久しぶりにクラで感動というものを与えてくれた佐村河内守さん。
来年4・4、絶対行きます(娘とw)
投稿: ママちゃん | 2009年9月20日 (日) 11時22分
こちらも最新情報
〔〔佐村河内守氏IQ検定テストで170の結果〕〕
〔天才は150からとされる〕ともありました。
まあ普通に天才とは思ってたけど、ここまで真実を提示されると、実際身震いしますね。
早く退院してください。
祈りを込めて。
投稿: Boomerang | 2009年9月21日 (月) 23時59分
読みましたよ!
「・・・IQ170以上・・・」やはりか!!といった感想です。
佐村河内守の深淵な世界をこの耳で聴きに行きます。
東京演奏会情報、どうもありがとうございます。
投稿: 那覇那覇ルーク | 2009年9月22日 (火) 17時36分
佐村河内守さんの健康を祈ってます
投稿: たかし | 2009年9月24日 (木) 00時10分
佐村河内守氏は横浜から移送され現在は東京都渋谷区の病院に入院中のようです。
胸が痛いです。
東京演奏会、必ずいきます。
投稿: ゆりあ | 2009年9月25日 (金) 00時37分
満身創痍ですね、、、その中から生まれた佐村河内守の交響曲。東京なら逃せません。情報ありがとう。
投稿: 一豊 | 2009年9月27日 (日) 16時55分
佐村河内守さん作曲の映画『秋桜』昨日観たけど・・・
なによ!一番感動するラストがカットされてんじゃん!!
日テレって馬鹿なの???
あのラストシーンを楽しみに朝まで起きて観てたのに、日テレめ!時間返せ馬鹿ヤロー!
投稿: はずき | 2009年9月29日 (火) 16時35分
佐村河内守《交響曲》CDまだか?
投稿: Aトモキ | 2009年9月30日 (水) 22時46分
この人ホント凄い!今興味津々中!
投稿: 哲 | 2009年10月 3日 (土) 20時34分
たぶん新情報です。
2010,4・4東京芸術劇場
モーツァルト《ジュピター》
佐村河内守《交響曲第1番》
に決まりました。
投稿: ロボス | 2009年10月 6日 (火) 10時47分
おー!モツ&サムラ、超楽しみ!
投稿: E♭ | 2009年10月 9日 (金) 13時27分
クラシックスナイパー4という本を立ち読みした。
クラシック音楽評論家の鈴木淳史が書いていた。
記憶が鮮明ではないが「佐村河内守の交響曲第一番は、マーラーとショスタコーヴィチから諧謔や皮肉をバッサリ削ぎ落とした、実直なまでの重厚極まりない音楽だった。主題については特筆すべきところはないが、展開の強靭さに圧倒されまくったのだった」のような感じだったと思う。
一体どれだけ凄いのだ!興味津々になる。
重厚を極めた強靭な大交響曲をこの耳で堪能しに行くつもりだが、秋山和慶か大友直人か・・・迷うところだ。
投稿: 立ち読み | 2009年10月13日 (火) 13時09分
天才です・・この人ほんとに。
投稿: 板生 | 2009年10月18日 (日) 19時45分
「ヒロシマ」を聴いてみたい!
投稿: アーバロン | 2009年10月21日 (水) 21時14分
3日前、中国地方最有力紙である中国新聞に佐村河内守の記事が出てました。
11月6日に広島アステールプラザにて佐村河内守「吹奏楽のための小品」が演奏されるとのこと。
岡山の私は是非行ってみようと思いました。
新聞を読むと、佐村河内守の病状がいかに悪いかよく伝わりました。お辛いでしょうが頑張ってほしいです!
投稿: 桃太郎 | 2009年10月28日 (水) 14時14分
闇からのメッセージ聴いてみたいお。
投稿: タ カ コ | 2009年11月 2日 (月) 17時45分
まだ見ぬ人物を念い目頭が熱くなったのは、佐村河内守が初めてだ。
投稿: 山口埜嬰斬 | 2009年11月19日 (木) 23時02分
病院で書かれた『CRASH MIND TOWER』が聴いてみたいよ。
佐村河内守の真骨頂はどうも不協和音にある気がしてならない。
『ヒロシマ』や『CRASH・・・』もゲソの臭いがしてならん。
『吹奏楽のための小品』以上に尖んがった佐村河内守を聴いてみたいんだ。
ピアノソナタや弦楽四重奏なんかは叙情っぽい予感w
投稿: みね | 2009年11月24日 (火) 11時28分
>みねさん
佐村河内守で抒情的というと《JURI》などそうですが、あれはベトでいう《エリーゼのために》的な感覚で書かれたものじゃないかと感じています。少しお遊び的な感覚?
《弦楽四重奏》は作曲家の人生そのものを表す、とよく言われるように、だからこそ自分は佐村河内守の《弦楽四重奏》に厳しい現代性を求めます。みねさんの言うところの“尖んがった音楽”を期待したいです。
やはり佐村河内守の生き地獄を思うと、抒情は不釣り合いかと・・・・
投稿: パリ管 | 2009年11月28日 (土) 18時27分
長いですね、まだ入院されておいでです。
はやく回復されますように。
投稿: ハンサムスーツ | 2009年12月 5日 (土) 19時05分
壮絶なパーソナリティーというゲタをはかせる必要もなく、作品そのものに至高の価値がある。
佐村河内守の生は、現在進行形で闇のただ中にあり、その姿勢は、やむなきとは言え徹頭徹尾孤高を貫いている。それ故氏は、例え苦に喘ぎ惨めを極めた現実にあってなお超然とした存在なのである。
投稿: アッチェレ | 2009年12月12日 (土) 11時08分
ジャバンアーツに動きがあるのか!?
楽しみになってきたな!!
投稿: キタ--!? | 2009年12月14日 (月) 13時51分
スゴス!あと3ヵ月やねえ!
も萌ゆるーーー!!!!!
投稿: たむけん | 2009年12月21日 (月) 18時22分
現代のベートーヴェンじゃね!
投稿: カメラ | 2009年12月29日 (火) 15時48分
>カメラさん
「佐村河内守はデジタル・エイジ・ベートーヴェンだ」BY 米TIME誌
鳥肌立った!
投稿: 静間 | 2010年1月 7日 (木) 18時22分
>>静間さんに負けじとw
【モーツァルト最後の交響曲、佐村河内守最初の交響曲。この日、二人の天才作曲家が創造した音楽が時代を超え出会う】
By東京交響楽団オフィシャルHP
投稿: 摩周湖 | 2010年1月12日 (火) 14時26分
>摩周湖さま
・・に負けじと(藁
「佐村河内守の交響曲第一番は傑作だ。、・・・日本人が作曲した最高の交響曲のひとつ!」
吉松隆ブログ「八分音符の憂鬱」(1/14)より
投稿: TROMBONE | 2010年1月17日 (日) 10時21分
吉松隆さんのblog読みましたよ!
凄いネ!!!
投稿: たむけん | 2010年2月 2日 (火) 16時58分
4/4芸劇いきました。
[[モーツァルト完全に霞む]]
佐村河内守《交響曲第一番》は本当に凄い曲でした。
独自の薄気味悪い調性(協和とも不協和ともつかない)が全体を支配していました。YouTubeでは全く聴きとれなかった微細な音群が聴き取れ、やはり生できくべきだな、と妙に納得。
構成も素晴らしく、筆がたつというかオーケストレーションも素晴らしかった。
熱狂した観客、ブラボーの嵐、スタンディングオベーション、泣く人も続出・・・・こんなすごい演奏会、初めてです。
こんな凄い音楽を書けるのは世界にそういないでしょう。
佐村河内守は真の天才でした。
投稿: 身延山 | 2010年4月 9日 (金) 17時56分
とにかく凄い曲だった!
なにもかもが凄い!
確かにテーマが原爆だけに全体としては暗い音楽。しかし、圧倒的な作曲技術、人々の心を掴み揺さぶり考えさせ、巨大な感動さえ与えてしまう。
こんな凄い大作を書ける人間は佐村河内守をおいて他にいるだろうか?
佐村河内守は全聾だが、それを差し引いても彼は天才と言い切れる。
4月4日、あの衝撃の日からもう20日も経つというのに、マーラーを凌ぐオーケストレーションでショスタコーヴィチより深刻に響き、最後に訪れる天上のコラール・・・・・
忘れられない。
CDで一人心行くまで泣いてみたい。
投稿: JAD-JAD | 2010年4月23日 (金) 22時32分
今日の読売新聞みましたか?『顔』欄佐村河内守さんです。
4月4日の佐村河内守《交響曲第一番》が半分以上の会員をすべて巻き込んだ大称賛がマジだったことが分かる記事に、ちと興奮してしまった。
CDどっか出してくれんかな(ノ_・。)
投稿: 風邪薬 | 2010年4月29日 (木) 21時02分
佐村河内守氏再入院のニュースorz
4/4演奏会への外出が祟ったな。
独り病院のベッドの上・・・・・闇のゴールデンウイークか・・・・
孤高の天才、復活祈願!!
投稿: ユキヒデ | 2010年5月 3日 (月) 13時53分
クラシックファン歴は相当長いのですが、邦人新作にこれほど胸を揺さぶられたのは初めてです。
うちの会員達が邦人新作にあれほど熱狂的な称賛を贈る姿を見たのも初めてでした。
佐村河内守氏のヒロシマ交響曲のCDを強く欲しています。あれだけ驚異的な音楽にCD化の情報が無いのが不思議でなりません。
そのうち日本を通り越して、海外の指揮者・楽団・レーベルがほって置けなくなるのでしょう。
それまで待つのもよいかも知れませんね。
投稿: 初老会員 | 2010年5月29日 (土) 20時51分
闇の天才作曲家佐村河内守《交響曲第一番“HIROSHIMA”》のCD化は決まってへんのか?!
現代音楽評論家:西耕一談『評論家の一文より確かな聴衆の総意だ!』やろ、将に。
聴衆が求めた初めての現在超大作やん、しかもホンマモンの天才作品やで、レコード会社はボンクラばっかりかwww
投稿: SEEK | 2010年8月10日 (火) 08時43分
本物はほって置いてもやがて世界に羽ばたく!
フジコとか偽物(NHKは目○ら、耳く○)。辻井も本物には100年早い!
ファンには悪いが目利き耳利きには武満も怪しい。
吉松隆はさすが独学。技術の無さに失笑レベル。
風貌はきにくわないが、という一点を除くが佐村河内守という作曲家こそ真の本物と呼んでよかろう。
この天才の頭脳は驚異的であり歴史的である。
投稿: 目利き耳利き | 2010年9月19日 (日) 17時53分
第11回〔現代日本オーケストラ名曲の夕べ〕を聴きに行く。
現代音楽の演奏会である。
糀場、北爪、細川、どれも素晴らしかったが佐村河内守の《管弦楽のためのヒロシマ》は圧倒的な素晴らしさ。会場も佐村河内の類い稀なる才能に驚嘆し熱狂的な拍手が沸き起こった。
皆の言う佐村河内守が真の天才だという意味が初めてわかった。
反時代的作曲家だと佐村河内を異端視扱いするアンチは、佐村河内守の現代音楽を聴くといい。ぐーのねも出なくなろう。
投稿: SEASON6 | 2010年11月16日 (火) 12時22分