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大学では教えられない歴史講義

2012年3月30日(金曜日)

4月13日(金)上念塾

カテゴリー: - kurayama @ 05時10分14秒

 注目の日銀人事。河野龍太郎案。
 民主党の部会で全員一致反対についで、自民党の西村康稔次の財務相・財金部会長も反対を表明。
 このまま2人ともリフレ派で埋めるまで戦い抜きましょう!

 さて、イベント告知。

4月13日(金) 第2回上念塾経済セミナー
日本を滅ぼすトンデモ経済論の正体〜歴史に学ぶ陰謀と謀略〜

「良いデフレ」「今は円高ではない」「増税で財政再建」など、世の中には耳を疑うトンデモ経済論がいたるところで吹聴されています。薬を毒と言い、毒を薬と言うトンデモ経済論の目的は何か?歴史を紐解けばその答えが見えてきます。かつて日本を日中全面戦争の泥沼に追いやった近衛内閣末期を知れば今の日本の問題点がスッキリ分かる!

スゴすぎる内容につき、Ustream中継は前半30分とさせていただきます。

【出演】
上念司

【ゲスト】
倉山満(国士舘大学講師、憲政史研究家)

OPEN18:30 / START19:30
前売¥1,500/当日1,800(共に飲食代別)

※ご予約はネイキッドロフトweb&電話で予約受付中
電話→03-3205-1556(16:30〜24:00)
web→ 
http://www.loft-prj.co.jp/naked/reservation/


2012年3月28日(水曜日)

宮崎正弘先生に取り上げられました

カテゴリー: - kurayama @ 21時55分59秒

 中国ウォッチャーの宮崎正弘先生のメルマガで取り上げられました。
http://melma.com/backnumber_45206/
 かなりお褒めいただき、恐縮にございます。

 おかげさまで、アマゾンのランキングで再び
 公務員・官僚部門第1位
の他、
 光文社新書部門で第2位、
 政治入門部門で第3位、
と再び、売れ行き向上です。

 宮崎先生とは、15年ほど前に四谷三丁目の焼き鳥屋でご一緒させていただいたことがあるのですが、たぶん覚えていらっしゃらないかと思います。
 とにもかくにも、ありがとうございます。

ということで、中国情報では定評のある宮崎先生のメルマガへどうぞ。
http://melma.com/backnumber_45206/


2012年3月27日(火曜日)

敵の嫌がることをやれ!

カテゴリー: - kurayama @ 09時20分43秒

 たぶん第一報。
 4月から、チャンネルAJERの隔週木曜日レギュラーとして宮脇淳子先生登場です。
 29日に詳しい内容を決めますので、この砦のレスでリクエストすると繁栄されるかもしれません。

 さて、

日本の自殺者3万人!

日銀総裁・白川さん!

  日銀審議委員候補として政府から提案された河野龍太郎氏、
 デフレ容認派じゃなくて推進派ですね。

 近日中に河野就任阻止をニュースにすることから維新回天が始まります。
 メール、ツイッター、ブログ、電話、手紙、直接訪問!
 国会議員自体が

 

これが政局だ!

 

とわかっていないのだから、「一国民としてお願いします」と声を上げていくことです。

なお、
 「じゃあ代わりを誰にしろと言うんだ?」と言われたら、答えは簡単。

 

高橋洋一!

 

「何なら、河野を認めてやるから、もう一人を高橋洋一にしろ!」
くらいの譲歩でも良い。
 そうなると財務省が悲鳴をあげるに決まっている。
「それだけは勘弁。上念司と倉山満の組み合わせでも良いから、勘弁して!」とか。笑

 1億%ありえないけど、私がもし政府の委員かなんかに呼ばれたら、尊敬する花井卓蔵先生や浜田幸一先生の如く会議を荒らしまわるに違いない。だから、誰も私をそんなところに呼ぼうなどとは考えない。笑

 戦いでは自分のやりたいことをやるのも大事ですが、相手の嫌がることをやることも大事です。

ちなみに、本日のAJERで「倉山満が訊く!」の月末レギュラーの上念先生ご登場です。
(相変わらず強引な宣伝)

 その間にも色々なニュースが。

 北朝鮮のミサイル発射予告に、周辺諸国が緊張。
 ところが日本の野田首相はナントカ桟敷。

 とうとう日本中の原発が止まる。
 ところが産業電力の確保など誰も考えていない。
 というか、東電はさっさと破産手続きしないさいよ。

 野田首相は「原発は自衛隊も入れて守る!」と宣言。
 国内的には大進歩だが、国際的には「今までやってなかったのか?」

 こんなグデングデンの日本を救う秘策が書いてるのは?

重版御礼!

 

検証 財務省の近現代史

 

政治との闘い150年を読む

 

光文社新書 税込861円


2012年3月25日(日曜日)

日銀貴族にコケにされる日本国民

カテゴリー: - kurayama @ 22時59分40秒

 マスコミはルーティンとしてスルーするつもりなのだろうか?

日銀審議委員への河野氏提示、「永田町主導」からの脱却に期待も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120323-00000100-reut-bus_all

 まともな経済人は仰天しつつも、白川法王と日銀貴族の支配する世の中を良しとする連中は、
「政治圧力と異なる人事」と歓迎しているとか。

 それでも救いなのは、永田町の良識派がここ数日死に物狂いで動き回っていること。
 現在進行形の話なので味方陣営の動きは言いませんが、日ごろこんなことに興味のなさそうな議員の方々の方が動いてますね。
 逆にここで戦わない連中は、今後どんな綺麗ごとを言っても信じません。
 だって、自民党がまとまって反対すれば潰せる人事なので。
 さあ、谷垣さんよ、どうする?

 さて、敵の思惑はじゃんじゃんバラしてしまいましょう。

一、日銀包囲網の中、渋々やった「なんちゃってインタゲ」で何と、円安株高に。
  これでは世界の市場が勘違いして日本の景気が回復してしまう。
二、何とか市場の期待を裏切る為に、日本経済に冷や水をかけねばならない。
三、おー、ちょうど日銀審議委員の交代時期だ。
  ここに、バリバリのデフレ推進派の河野龍太郎をいれてしまおう!
四、そうすれば市場関係者のインフレ予想など消滅する。
  「あー、日銀はデフレを継続する気なのだ」と。
五、バカな政治家やアホな国民は、日銀審議委員人事の重要性など気付くまい。
  ささっとやってしまえば、後の祭りだしな。

 政治家に、特に自民党の参議院議員に知り合いのいる人など少ないと思います。
 しかし、政治家に知り合いのいる知り合い、つまり知り合いの知り合いが政治家、という人は
ほとんどすべてだと思います。
 日本を守る戦いが始まっています!

 ちなみに以上の記事内容に批判的あるいは懐疑的な質問には、こちらの本を読んだ上でなければ答えません。暇じゃないですし、そんな人を説得している時間がもったいないので。

 

重版御礼!

 

検証 財務省の近現代史

 

政治との闘い150年を読む

 

光文社新書 税込861円


2012年3月24日(土曜日)

否決してしまえ!

カテゴリー: - kurayama @ 21時31分25秒

 さあ戦いは始まった!

日銀審議委員に河野龍太郎氏…政府提示
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120323-00000509-yom-pol

我らが金子洋一先生のツイッター
http://twitter.com/#!/Y_Kaneko

日銀審議委員河野氏提案について、一言言っておきたい。こんな人間の名前があがったことに憤りを感じる。これは宣戦布告に等しい。来年の日銀新総裁の指名に関しては一切の妥協なく全力であたる

上念司先生の理由書もお読みください。
日銀審議委員の国会同意人事を熟慮すべき理由について
http://www.facebook.com/note.php?note_id=364691280242897

 政府はルーティンで何事もなかったかのように通したいのだけど、
 ここで戦わない奴は、二度と立つ資格はない!
 何もしないで通せば自民党は終わりだし、戦わなかった政治家の政治生命も終了。

 なぜそんなことを言い切れるか?今日の講演にこれなかった人は、
 この本を読みましょう!

 

重版御礼!

 

検証 財務省の近現代史

 

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光文社新書 税込861円


 


2012年3月23日(金曜日)

デフレ派・天動説とリフレ派・地動説

カテゴリー: - kurayama @ 11時48分57秒

 最近気付いた。
 デフレ容認派とデフレ派の論争の実相に。

 デフレ派=天動説の宣教師。
 リフレ派=地動説の科学者。

 つまり、経済学的にはデフレ容認派の主張など、天動説のタワゴトとして一顧だにする必要がないものばかり。

 デフレ派の増税推進は異端審問(火あぶりとか魔女狩りとかのアレ)と一緒ですな。
 中世ヨーロッパでは「火あぶりや魔女狩りを推進すれば、世界は平和になる!」とか平気で言っていたし。
「増税すれば景気が良くなる」も同じ論理ですな。

 ただ、アンチ・カトリックだからと、プロテスタントが近代精神を持っているとは限らない。
 別に小沢一郎氏が「反増税」を政局の具にし、自分が権力握ったら同じことやろうとしているとかそういう話ではない、、、と言えなくなっている。。。

 そのたとえでいくと、

 ローマ教皇  =日銀白川総督…総裁とは仮の名。
 神聖ローマ帝国=財務省…本当は力があるのに洗脳されている。
 貴族     =国会議員…両派に分かれて抗争している。
 プロテスタント=小沢派。一郎氏はザクセン公か。ルター派のスポンサーだった。
 近代科学者  =リフレ派エコノミスト。

 誰がコペルニクスでガリレオでニュートンかはお任せします。

 さて、リシュリューはいずこに?
 ちなみに武藤敏郎さんはグスタフ・アドルフとクリスチーナを一人でできる立場にあります。

 

重版御礼!

 

検証 財務省の近現代史

 

政治との闘い150年を読む

 

光文社新書 税込861円


2012年3月22日(木曜日)

重版御礼!

カテゴリー: - kurayama @ 08時13分25秒

重版御礼!

 

検証 財務省の近現代史

 

政治との闘い150年を読む

 

光文社新書 税込861円

 

 なお、デフレ脱却議連の金子洋一先生のツイッターや宮崎岳志先生のブログで取り上げられました。

 http://twitter.com/#!/Y_kaneko

 倉山さんとは大変仲良くさせてもらっています。読むようにします。

とのことでした。こちらこそありがとうございます。お知らせいただいた松本さんもありがとうございます。

 http://www.miyazakitakeshi.jp/

 政治思想家という新たな肩書きも得ました。笑

 両先輩とも、時宜をはずした増税や解散の阻止への行動、応援しております。

 ちなみに本書、霞ヶ関にも浸透の予感?

 一言で要約すると

 白川を討て!


2012年3月20日(火曜日)

3月24日セミナーのお知らせ

カテゴリー: - kurayama @ 19時37分45秒

 今週、セミナーやります。
 大日本帝国を滅ぼした「元祖増税大魔王」のお話をします。

 青藍会一般開放セミナー
「財務省の近現代史―元祖増税大魔王は誰か」 (3月24日開催)

講師:倉山満(憲政史家・国士舘大学講師)
日付:2012年3月24日(土曜)
会場:東急プラザ 8階 AP渋谷 D会議室
   (渋谷駅西口より徒歩1分)
   東京都渋谷区道玄坂1-2-2 (AP渋谷 アクセスマップ)
講演:15時〜17時(開場14時45分)
会費:3,000円

お申し込みはこちらから。
http://seiran-japan.org/news/2012/03/05-508.html

 

好評発売中!

 

検証 財務省の近現代史

 

政治との闘い150年を読む

 

光文社新書 税込861円


検証 財務省の近現代史(8)―平成と未来の日本

カテゴリー: - kurayama @ 00時48分10秒

 皆さん、熱烈な御感想ありがとうございます。
 アマゾンでは動画も入りました。
 すべての謎は解けた!

好評発売中!

 

検証 財務省の近現代史

 

政治との闘い150年を読む

 

光文社新書 税込861円

 まさに現代史の核心です。
 最初は「小泉改革の光と影」とかいう題名だったのが、調べていくうちに小泉という方は脇役に押しやられてしまいました。笑

 最初から読んでくると、
「財務省の伝統は増税である」
「何が何でも増税である」
「財務省は強くて悪い奴だ」
というのが、大嘘だとわかります。
 問題は当の財務省の半分くらいはそう信じていることなのですが。

 しかし、アマゾンの動画、「この本を読まないと死にます!」みたいな内容ですね。(笑)
 確かに財務省は死ぬかも。(
さらに笑)


2012年3月18日(日曜日)

検証 財務省の近現代史(7)―失われた十年

カテゴリー: - kurayama @ 00時06分12秒

 おかげさまで、快調なペースで売れているようです。

 「日本の政治」「公務員・官僚」部門で1位ですね。
 「政治」でも上位にランクインです。

好評発売中!

 

検証 財務省の近現代史

 

政治との闘い150年を読む

 

光文社新書 税込861円

 

 さて、なぜ大蔵省が増税に追い詰められていくのかがわかる章です。
「財務省は150年間、何が何でも増税をしたい役所ではなかったのか」
は本章を読んだだけでも嘘だとわかります。

 財務省の増税路線は、追い詰められたのであって、好き好んで走ったのではありません。

 ただ、このこの10〜15年だけをとりあげた類書はいくらでもあるのですが、
 それでは部分的にしかならず、説明に説得力がないのです。
 というか、本当に大蔵省が意味不明な集団ということにしかならない。

 だからこそ、150年の通史を書かねばならないという動機に至ったのです。


2012年3月17日(土曜日)

警察の方に向けての記録

カテゴリー: - kurayama @ 23時43分00秒

 犯罪の事実を自白した安農豊へ
 とうとう君は一度として議論というものをしなかったな。
 自分が単なる犯罪者であることを自白しましたね。

 2011年2月15日に匿名のハンドルネームでからんできてたので一応相手にしてあげて、
 2011年12月28日にしつこく喧嘩を売ってきたのでさらに相手にしてあげたら逃げて、
「あー、こいつ議論できないしする気もないのだな」ということで無視したら、
ネット上での「荒らし」その他犯罪行為を続けてくれましたね。
 そしてとうとう、その犯罪の事実を自白しましたね。
 それで警察に被害届を出した?
 どうぞ、こちらの手間を大幅に省いていただいてありがとう。

 自分のブログで
「倉山満氏とその郎党は罵詈雑言、個人的誹謗中傷 を繰り返している。」
「母に脅迫電話が来た」
「その声を聞く限り、チャンネル桜などで動画配信されているあの人物の声によく似ていることは間違いない。」←これは原文ママ。
と書いている。この一文そのものが犯罪です。

 どうぞ、どうぞ。
 札幌中央署さん、ぜひとも早く来てください。
 法廷で「倉山(とその郎党)が罵詈雑言、個人的誹謗中傷 を繰り返している。」
という挙証責任を果たせる証拠を持ってきてください。まさか安濃が用意できない?
 何なら声紋鑑定に進んで協力いたしますが。

 ところで札幌中央署で「心当たりは?」と聞かれなかった?
 もし君にやましいところが無ければ、警察は動いてくれるだろうねえ。
 警察が私のところに来なければ
「犯罪者の逆恨みなどマトモに相手にしていられない」
と判断したことになる。

 以下証拠保全のために、本日付の安濃のブログを以下に添付します。
 安濃は自分でアップした動画を全削除するという言論人ならば絶対にしないことをする性癖があるので、極めてお見苦しいですが。
 少し法律をかじった者が読めば下記だけでも犯罪の構成要件を満たしているのは一目瞭然です。

 さらに参考までに3月4日以降の記事に書き込まれた「荒らし」に該当する今日のレスは保全します。

http://blog.livedoor.jp/giranbarekanjya/

−−−−−−−−−−−−−−−−−

2012年03月15日17:20
敗戦保守は左翼の敗戦自虐史観を支えてきた

さて、倉山満氏の”政府声明文=作文”論に対して私が”戦勝解放論”を持って反論したところ、氏とその郎党にとって戦勝解放論は晴天の霹靂であったようで、その後、私に対して罵詈雑言、私の身体障害をあげつらう"カタワ" “チンバ” “不具者”などという凡そ学問とは無縁の用語を並べて個人的誹謗中傷 を繰り返している。その一例を紹介しよう。

まずは私のブログへの非公開メッセージである。

差出人 chimbanoannnoun(チンバノアンノウこと叔父さんの子)受信日時 2012.02.27 21:37:38

件名 ( ̄ー ̄) メッセージ

先日の書き込み、ビックリしたかい?なんでそんなこと知ってるのかって?
なら、教えてやろう。

ご母堂様の年齢と健康状態については直接ご本人と話して聞いた。
では連絡先をどうやって調べたか?特別に教えてやろう。

札幌ラヂオ放送内部に私のスパイが居るのだよ。それが誰かは教えてやらん。ただ、会社の内部に裏切り者が居るのは事実だ。
それをどうやって調べるかはそっちで勝手にやってくれ。そいつからも「スパイが居ることまでは教えても良い。ただし具体的な実名は出さないでくれ」って頼まれてるのでね。
ギャハハハハー

差出人 chimbanoannnoun(チンバノアンノウこと叔父さんの子)受信日時 2012.02.25 16:08:25
件名 これ知ってる? チンバの親の住所だ

メッセージ
(*印は安濃が親のプライバシー保護のため伏せ字としました)

011-721-****2
〒 065-0014
札幌市東区北1*条東*-3-22

安濃00

うひゃひゃひゃひゃひゃひゃw

差出人 chimbanoannnoun(チンバノアンノウこと叔父さんの子)受信日時 2012.02.21 00:43:22
件名 ちんば野郎へ
メッセージ更新してるぞ。また醜態晒しに来いよwま、一回書き込んだらその何十倍もの嫌がらせメールが届くことになるけどなw

でもさあ、「アンノウン」なんて苗字珍しいから、お前の愛する家族や子どもや孫の電話番号とか住所とか、簡単に割り出せるだろうな。ま、別に俺がそんなことするつもりはないと一応言っとくけどなw

(以下同じコメントを2月20日のみで60回繰り返し)

差出人 chimbanoannnoun(チンバノアンノウこと叔父さんの子)受信日時 2012.02.20 00:43:23
件名 おいちんば野郎
メッセージいい加減、人のサイトを荒らすのはやめたらどうだ?そりゃそうと、昨日のコメントはいつになったら反映する気だ?まさか「アンノウンマンセー」レス以外は反映しないとか言わないよな?( ̄ー ̄)

うひゃひゃひゃひゃひゃひゃw

(以下、19日から20日にかけて40回繰り返し連投)

実際,母に確認したところ、見知らぬ男から電話が来たそうで、"根掘り葉掘り"聞かれ,脅迫めいた言動もしたそうである。
どこから電話をかけているのか聞いたところ、京都から電話をかけていると言っていたそうだ。
しかし、ナンバーディスプレイの記録を見ると、03から始まっていたから東京に間違いない。また、母は耳が弱いため、何度も繰り返し聞けるよう会話は録音してあるのだが、その声を聞く限り、チャンネル桜などで動画配信されているあの人物の声によく似ていることは間違いない。これは当然のことであるが、以上の脅迫に対して札幌中央署に届け出で済みで、警察には私のパソコンデータ、親の電話機からはその音声を提出済みである。

次に、私のブログへのコメント投稿欄に”叔父さんの息子”から寄せられた誹謗コメントである。

「いい加減、人のサイトを荒らすのはやめたらどうだ?そりゃそうと、昨日のコメントはいつになったら反映する気だ?まさか「アンノウンマンセー」レス以外は反映しないとか言わないよな?( ̄ー ̄)」

このコメントが数十回ほど連投されている。確認したい方は拙ブログ ”白人との戦いが始まった”
のコメント欄を確認願いたい。

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「公務員・官僚」本で1位!

カテゴリー: - kurayama @ 07時40分17秒

 アマゾン、「公務員・官僚」本で1位になりました。

 この数字はすぐに動くので早めにアップ。

 メジャーリーグで言えば「週間MVP」みたいなものかな?

 どっちかと言えば、サッカーの「マンオブザマッチ」か。

 

好評発売中!

 

検証 財務省の近現代史

 

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光文社新書 税込861円

 

 追加 「日本の政治」部門も1位です。


2012年3月16日(金曜日)

検証 財務省の近現代史(6)―三角大福、赤字国債、消費税

カテゴリー: - kurayama @ 20時43分53秒

本日発売!

 

検証 財務省の近現代史

 

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光文社新書 税込861円

 おかげさまで好調です。
 この調子で売れ続けていただけると数日以内に増刷かなあ。
 アマゾンでも追加したのに間に合わない?みたいな雰囲気です。
 ご支援ありがとうございます。

 お手にとられた皆様は「元祖増税大魔王」の正体を確認されましたでしょうか。
 しばらく伏せます。笑

 さて、今の財務省がなぜ増税をしたがるのか?を知りたい方は、いきなり最終章とかではなく、本章から読んでください。
 財務省の「悪くて強い」というイメージはほとんど誤りで、むしろ「弱くてかわいそう」、だからハリネズミのような防衛本能に走っている、というところがわからないと、現代日本で何が起きているのかわからないのです。

 当の財務省がわかっていないのですから、国民にわかるわけも無く。

 ちなみに本書冒頭に出てくる女子アナは有賀さつきです。笑


2012年3月15日(木曜日)

検証 財務省の近現代史(5)―復興から高度成長へ

カテゴリー: - kurayama @ 08時33分09秒

 予約はお早めに!

 

御礼!発売日前アマゾン追加!

 

 昨日は上念司先生、光文社の担当や偉い方とすき焼きの会でした。
 おかげさまで、アマゾンに予約殺到で、発売日前にもかかわらず追加補充となったそうです。
 異例のことだそうで、ありがとうございます。アマゾンは一度売切れになると、なかなか次の追加が無いので、予約はお早めにお願いします。

3月16日発売!

 

検証 財務省の近現代史

 

政治との闘い150年を読む

 

光文社新書 税込861円

 

 さて、本章は池田勇人と高度成長時代の話です。
 今の日本を救う方法など簡単。
 もう一回、池田勇人をやれば良いだけです。

 なお、担当お気に入りの章です。笑
 乞御期待。


2012年3月13日(火曜日)

検証 財務省の近現代史(4)―占領と復興

カテゴリー: - kurayama @ 22時32分19秒

 本日もAJERに出演。
 今日のゲストはデフレ脱却議連衆議院事務局長の宮崎岳志先輩です。

増税より前にするべきこと
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17239692
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17240072

 前回が参議院事務局長の金子洋一先輩でした。

日銀"インフレターゲット"の真意を読む
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17169909
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17169959

「落ち着いた雰囲気で好評だった、金子先生の回を参考にお願いします」
という打ち合わせだったのが、なぜかこちらを参考にされたようで

【年末特番】亡国は日銀の使命!?
http://www.nicovideo.jp/watch/sm16564388

上念司の近衛内閣論
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17037978

 えーと。笑
 宮崎先輩、前半はヒヤヒヤしてて、後半の7分くらいから泣きそうなくらい良い話になってきたなと思っていたら、11分くらいからまたネタに。。。笑
 サービス精神旺盛すぎです。

 とにもかくにも弁論部の先輩方、ありがたいです。

 さて、上念先輩との回でよく話題になる

GHQはソ連の回し者だった!

という話についてですが、

3月16日発売!

 

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にもしっかり書きました。

 これ、「だれころ」でも詳しく書きましたけど、まだまだ書き足りないです。
 今回は大蔵省視点から。
 あれだけの焼け野原の中で池田勇人ら大蔵省黄金時代を築いた人たちが何を考えていたか。
 乞御期待!


2012年3月12日(月曜日)

検証 財務省の近現代史(3)―パンドラの箱

カテゴリー: - kurayama @ 22時43分13秒

 人生で一番苦労した本。

3月16日発売!

 

検証 財務省の近現代史

 

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光文社新書 税込861円

 

 単著1冊、編著1冊(7割私が書いた)、共著1冊、その他学術論文多数と世に送り出してきたのですが、今までは「ネタが大量にある中で厳選して選び抜こう!」みたいな書き方でした。
100わかっていることがあって1のネタを選び抜く、みたいな。まあ正統派です。
 ところが、今回はわからないことだらけ、知らないことだらけ、でした。
 大蔵省・財務省という分野は、部分的にムチャクチャ詳しい人がいるけど、150年を通して歴史を描いた人がいないのですね。本家財務省からして「編纂途中」とか言ってるわけで。
 
 さて、わからないことだらけの中で、今回の最大の発見が本章。
 最初の構想では、「井上vs.高橋」の話を強調しすぎては全体像が見えなくなる。その後の
近衛文麿の動きのほうがはるかに大きい、というストーリーでいこうと思っていたのですが。
 裏取りの作業をしているうちに、トンデモない事実と人物を発見。
 昭和11年の2.26事件から、翌年七夕の盧溝橋事件までに、トンデモない人物がトンデモないことをしていたのですね。
 それは何かというと、恒久増税というものをやらかした元祖増税大魔王が、陸軍ら軍部の連中を操り、近衛文麿たちを引き入れてやりたい放題やっているのです。
 本来ならこの話だけで倍ぐらいの頁の1冊にしてもたりないくらいなのですが。
 少なくとも言えることは、大蔵省史観では、この「増税大魔王」を筆誅を加える如く指弾しているということです。
 もちろん「パンドラの箱」とは恒久的増税を指します。

 本書最大の発見。
 日本近代史に興味を持ったことがある人なら誰もが、
「どうして日本はアメリカなんかと負けるに決まっている戦争をしたのだろう?」
という疑問を抱いたと思います。
 ところが、この設問そのものが誤りなのです。
 大日本帝国は、かなり後の時期まで滅びるはずの無い国でした。
 しかし、「負けるまで戦わされる仕掛け」をしくまれたのです。
 最近は近衛文麿やその側近がソ連の国益に奉仕していたということがわかってきましたが、
実はその露払い役とも言うべき「元祖増税大魔王」がいたのです。

 この時代、これで序の口ですから。
 つくづく思い知らされました。
 私、日本の近現代史に関して、何も知らなかったんだ。と。
 それでも書き続けた理由は「あとがき」にも書いたのですが。

 同じ仕掛けで再び日本が滅ぼされようとしているからです。


 我々は皆、仁和寺の法師なのです。
 その意味は16日に。


2012年3月11日(日曜日)

検証 財務省の近現代史(2)―日本の最強官庁へ

カテゴリー: - kurayama @ 21時24分46秒

 構想20年、執筆1年の超大作。

3月16日発売!

 

検証 財務省の近現代史

 

政治との闘い150年を読む

 

光文社新書 税込861円

 立ち読みするならこの章!というのが第2章です。
 なぜか「ベルばら」からはじまります。笑

 ご存知の通り、本日で大震災より1年が経ちました。
 なぜこの本を書こうかと思ったかというと、色々ありまして。

 20年前から考えていたのは、
「なぜ大蔵省が日本近代史で出てこないのだろう?」
「イギリスだと大蔵大臣は内務大臣より強いのに、なぜ日本は逆なのだろう?」
とかの素朴な疑問です。

 震災の前から、リフレ派とデフレ派の論争に関しても二つ大きな疑問がありまして。
 一つは「高橋是清vs.井上準之助」の構図を強調しすぎることです。
 もちろんこれは正しいのですが、部分的なのです。
 真の謎解きは第3章になるのですが。

 もう一つは「井上準之助は最後まで増税反対を貫き通した」という点がまったく語られていませんでした。
 井上とか彼を起用した濱口雄幸は経済失政の象徴のように扱われていて、その主張は全部正しいのですが、その井上や濱口ですらデフレ下での増税だけは阻止したというのは極めて重要な事実だと思うのですが。

 大震災時から今に至るまで何もできていないに等しいのに、与野党の主流派が唯一テキパキとしているのが増税だけですね。
 この怒りが、力足らずを承知でこんな本を書こうと思ったきっかけです。
 何か後ろから背中を押されるように。

 そもそも大蔵省の話自体が近現代史でほとんど語られない以上知られているはずが無い事実なのですが、大蔵省史観では「井上も高橋も同様に英雄」です。
 なぜか。
 大蔵省、特に主計局の最強時代だからです。
 特に井上などは戦後も通じて、史上最強です。
「2.26事件で高橋蔵相が暗殺されてから大蔵省は軍部の財布の如くになった」
は通説ですが、これは大蔵省自身が流布したのです。
 しかもこの通説に従っても「2.26までは大蔵省最強」になります。

 買うかどうか迷っている人はこの第2章を読んでからにしてください。笑

 あまりにおもしろすぎて、他の章もそれに合わせようとして執筆が遅れに遅れてしまった章です。今読んでも完成度が高い。(自画自賛)
 ということで、乞御期待。


2012年3月10日(土曜日)

検証 財務省の近現代史(1)―大蔵省の誕生

カテゴリー: - kurayama @ 11時20分59秒

 今年の公務員試験でこういう学生が増えれば日本は救えると思っています。

「私が入りたい官庁は大蔵省です。財務省ではありません」

 その理由はこの本を読めばわかります。

3月16日発売!

 

検証 財務省の近現代史

 

政治との闘い150年を読む

 

光文社新書 税込861円

 

 さて、私がなぜこんな本を書こうと思ったか。執筆を考えた一年前、財務省が日銀と一緒になって、何でもかんでも増税を推進しようとしていたからです。
 そして財務省の支持者も批判者も「財務省にとって増税こそが伝統なのだ」という前提で話していました。
 それは日本近現代史を専門とする者にとって非常に違和感がありました。
 本書を読んでいただければ「増税こそが大蔵省の敵である」ということ、そしてなぜその大蔵省が「もはや増税しかない」と追い詰められたのかがわかると思います。
 これは、150年という長い歴史で見なければ見えてこないのです。
 どんなに長く数えても増税派が大蔵省・財務省で主流となるのは、せいぜい40年なのです。
 間違った歴史認識がどれほど罪深いか、そしてそれを正すには正しい歴史認識を持つしかないのですから。

 第一章「大蔵省の誕生」では、
・そもそも大蔵省とは何をするところなのか
・なぜ大蔵省は最強の官庁なのか
・大蔵官僚とはどんな人たちなのか
・なぜキャリア官僚制のような訳のわからない制度が誕生したのか
についてお話します。

 本書全編に渡って、政治と大蔵省・財務省の関係が重要になります。
 本書は大蔵省・財務省を通した政治史の本です。
 日本の近現代史を語る上で、大蔵省という要素はスッポリと抜けていました。
 今までとはまったく違った歴史が見えてくると思います。
 乞御期待!


2012年3月8日(木曜日)

10日放映の討論にも出演

カテゴリー: - kurayama @ 21時52分01秒

 予告どおり、『桜』に出てきました。

 3時間番組で私のセリフは3回。笑

 「2時間目」が唯一の長セリフです。「GNP1%枠なんて何の意味も無い」という歴史的根拠について。

 なんのために座っていたかというと、もちろん宣伝のためです。

 

3月16日発売!

 

検証 財務省の近現代史

 

政治との闘い150年を読む

 

光文社新書 税込861円


2012年3月6日(火曜日)

10日、桜の討論にも出ます

カテゴリー: - kurayama @ 10時34分07秒

 アマゾンその他での予約が絶好調!

3月16日発売!

 

検証 財務省の近現代史

 

政治との闘い150年を読む

 

光文社新書 税込861円

 なお、先行して、でもないのですが、桜の討論の方にも出ます。
 『闘論!倒論!討論!2012 日本よ、今...』
  テーマ:「経済討論23弾!日本亡国予算案を斬る!」

 放送予定日:平成24年3月10日(土曜日)20:00−23:00
 日本文化チャンネル桜(スカパー!217チャンネル)
 インターネット放送So-TV(
http://www.so-tv.jp/

パネリスト:浅田統一郎(中央大学教授)
      倉山 満(国士舘大学講師)
      菊池英博(日本金融財政研究所所長)
      高橋洋一(嘉悦大学教授・「政策工房」会長)
      田中秀臣(上武大学教授)
      田村秀男(産経新聞社特別記者・編集委員兼論説委員)

 お楽しみに。


2012年3月4日(日曜日)

寸評・自民党改憲試案

カテゴリー: - kurayama @ 01時50分52秒

 自民党が改憲試案を出した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120303/stt12030301370003-n1.htm

 塩谷総務会長などは28日の記者会見で必死に保守色を薄めようとしていたらしい。
 馬鹿馬鹿しい。

 一言で言えば、

恥の上塗り!

 日本国憲法を改正しても、元の日本国憲法が占領軍というアメリカ人の中でもオチコボレでソ連のスパイの連中が作ったものなので、どう転んでも改悪にしかならない訳です。

 内容は、帝国憲法の改正で無ければなりません。

 自民党案、条文は今よりマシと言えばそうなのですが、私が占領憲法護持派ならいくらでも日本国憲法の理念に従って骨抜きにできます。
 そもそも、この程度の内容なら、別に憲法典でなくとも法律で十分な気がするし。

 一つだけ例を挙げます。

20条3
国および地方自治体その他の公共団体は、宗教教育その他の宗教的活動をしてはならない。ただし、社会的儀礼または習俗的行為の範囲を超えないものについては、この限りではない。

 これ、現行20条に、但し書きで津地鎮祭判決を足したものですね。
 未来永劫、津地鎮祭事件などという
「津市という住民の税金で運営する地方自治体が、地鎮祭などという神道の儀式に7663円もの大金を拠出したとはけしからん!政教分離違反だ!」などとアホが騒いで、よりによって下級審が認めてしまったので、最高裁で大法廷まで開いて10対5の僅差で門前払いしたという世にも恥ずかしい事件を、永久に覚えていなければならないのでしょうか。
 たぶん、この通りの条文が次の憲法典になれば、「社会的儀礼または習俗的行為の範囲を超えないもの」の定義で、延々とくだらない判例と学説が積み重ねられるのでしょう。

 憲法論議をするなら、この一冊は必読!

誰が殺した?日本国憲法!
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2169967

 3月16日発売(光文社新書、税込861円)

検証 財務省の近現代史

 

政治との闘い150年を読む

http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106135438/subno/1
もよろしく!


2012年3月1日(木曜日)

解説「女性宮家に賛成」の中身

カテゴリー: - kurayama @ 23時15分13秒

 久しぶりにマニアックに笑い転げた。
 女性宮家の話。

 結論だけでなく、中身も吟味しましょう。
 田原氏の粗雑な論理と、今谷先生の仰っていることははまるで違います。

 注目していた今谷明先生と、ついでに田原総一朗氏も聞かれてた。
 これ、相撲の世界にたとえると、双葉山と琴天山くらいの差かなあ。
 格が違いすぎて、論評する気にもならない人選。

 不勉強なマスコミの限って
「女性宮家容認」とか先走って、
 さらに不勉強な輩が
「皇室の伝統を何と心得る!」
「男女平等は時代の流れだ!」
とかお互いに頓珍漢な主張を繰り広げているようで。

 田原総一朗氏も
「(不必要との意見は)女性差別だ。男女共同参画社会になり、時代が変わったわけだから、女性宮家を認めないのはアナクロニズムだ。」
とか、どうでも良い愚かな発言をしていますけど、
それでいて「女帝は伝統的に認めるべきだが、女系は認めるべきではない」
とか正論を言っているから笑える。

 そんなことより、中世天皇論の大家の今谷先生。
女性宮家ヒアリング要旨
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120229/plc12022921220021-n1.htm

【女性宮家】
幕末以前にも例があり、女性の方を宮家に立てることはありうべきことだ。できるだけ小規模にとどめ、例えば(対象は天皇陛下直系の「内親王」である)眞子さま、佳子さま、愛子さま。困難かもしれないが、黒田清子さんには、内親王宮家を作るのであれば(皇室に)戻っていただきたい。配偶者の男性の待遇は、一代限りの「準皇族」とし、宮家も一代限りとする。

【皇室活動】
皇室の活動には(1)憲法で規定された国事行為(2)祭(さい)祀(し)的行為(3)象徴としての公的行為−がある。(2)と(3)は、皇太子さまや秋篠宮さまにお任せしてもいいのではないか。祭祀行為や儀礼的活動は、伝統的に天皇以外でもやっている。天皇陛下にはお休みいただきたいと切望する。

【皇位継承】
今日は男系、女系の話はしないという前提で(ヒアリングに)臨んでいる。10年、20年かけてゆっくりと議論し、国民のコンセンサスを取っていく問題だ。

 基本的に私は女性宮家創設には反対なのだが、今谷案ならば絶対反対ではない。
 馬鹿が誤解しないように強調しないといけないけど、田原案は案にすらなっていない。
 同じ「女性宮家に賛成でも月とすっぽんくらい違う。
 以下、なぜ今谷案なら容認できるかの理由を説明。

 まず、今谷先生は、女性宮家の先例の存在をしているということ。
 ここであげられているのは、桂宮家のことですね。
 皇室では皇室があるということは、「できる」ということ。
 もちろん「やるべき」とは限らないですが。

 最大の争点の配偶者に関しては、「皇族に準ずる」「一代限り」と。
 これで十分。別に女性宮家を無理に作る必要が無いけど、世の中にはどうしても作りたいと必死な人もいて、その人たちの意見を無視すれば肝心の皇室を危殆にさらしてしまうということならば、ここで述べられる今谷案で妥協すれば十分という一線を守っています。

 わかりやすい後者から説明すると、「一代限り」だと平民が自分の子供を皇族、ましてや天皇にすることはできません。
 ハイ。振り出しに戻り。「ざまあみろ」とは言いません。
 哀れ、皇室乗っ取りの道は閉ざされます。

 実は大事な前者。これ、女性宮家推進派は勘違いしたのでは?
 まず事実関係で「準」より「准」のような気が?まあ意味は大体同じですが。
 田原氏も「皇族に準ずる」という表現を使っていて間違いなく勘違いしていると思いますが、
「準ずる」というのは「皇族ではない」「絶対に超えられない一線を引かれている」のです。

 簡単な先例。
 かつて、農民出身から「皇族に準ずる」立場に登りつめた人物がいます。
 豊臣秀吉です。
 尊称は「関白殿下」「太閤殿下」です。
 しかしながら「殿下」ですが、皇族ではありません。

 秀吉は間違いなく、日本史最大の出世者です。
 その意味で個人の努力で到達できる最大の成果を出した人です。
 しかし、皇室の伝統は個人の一代の努力では創り出せません。
 だから超えられない一線があるのです。
 そこにこそ価値があるのです。

 血の濃さ(何親等)で言えば、時の天皇に他の皇族より近い藤原貴族などゴマンといました。
しかし、超えられない一線があるのです。

 整理しましょう。
 ここで天皇家のっとりをたくらむ側に立ちましょう。

 平民の男、木下藤吉郎君(仮名)を女性宮の配偶者に送り込みます。
 藤吉郎君(仮名)の木下という名字は無くなり、「藤吉郎殿下」になります。
 生きている間、待遇は皇族のようになります。
(たぶん宮中お茶会とかだと末席でしょうが。)
 藤吉郎殿下と女性宮との間に男の子が生まれます。
 でもその子に親王宣下が下ることは絶対にありません。

 ここで、「女性宮を認めることが女系への第一歩だ」
という意見に一言。
 上の状態からさらに別の努力をしなければならないでしょ?

 今谷先生、間違いなくここまで読んでああいう答えをしたのだと勝手に拝察しております。
 陛下のご公務軽減に女性宮創設がどれほど役に立つかどうかは別にして、女性宮家を足がかりに皇室乗っ取りをたくらむ逆賊に対し、不逞の道を塞いだ訳ですから。

 卑近な言い方をすれば「毒にも薬にもならん」から容認です。
 少なくとも「国体破壊」という究極の毒を狙っている連中の野望をふさいだという意味で、愉快痛快。

 問題は「今谷教授も女性宮家に賛成」などと結論だけを先走りさせて中身を入れ替える陰謀をさせないことですね。
 今谷先生、お役所の論理を読みきっておられますな。


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