医学生らに飲酒の危険性講義 三重大医学部

(2013/6/6 17:19)
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 医師を目指す学生らに、飲酒の危険性について講義した三重大病院の吉本尚医師=5月、津市


 飲酒に起因する肝臓病やがん、依存症などの「アルコール健康障害」の問題に関心が高まる中、三重大医学部(津市)は4月から、付属病院の医師が講師を務め、医師を目指す学生らに飲酒の危険性を正しく理解させるための講義を始めた。
 予防や患者・家族支援を目的とする「アルコール健康障害対策基本法案」が年内にも国会に提出される見通し。法案作りにも関わっている講師の吉本尚医師(33)は、医療現場の理解が不十分と指摘し、「将来医師になる学生に自覚を促したい」と言う。
 講義のテーマは「害の少ない飲酒と危険な飲酒」。医学部生の受講は必須で、他学部の学生も選択科目として履修できる。

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