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衝撃告白!麻美ゆま、卵巣と子宮全摘出していた

境界悪性腫瘍で2月に子宮、卵巣を全摘出した麻美ゆま

境界悪性腫瘍で2月に子宮、卵巣を全摘出した麻美ゆま【拡大】

 96センチ、Hカップの美巨乳と愛くるしい笑顔で人気の愛称ゆまチン。世の男性ファンを魅了し、癒やしてきたその裏側で、壮絶な闘病生活を送っていた。

 麻美はこの日、ツイッターで「応援してくださる皆さんには、自分の口から本当の事をお話したかったので、この場を借りてお伝えします」と切り出し、「2月に卵巣に良くない腫瘍がみつかり、手術を行い、現在、抗がん剤の治療をしています」と衝撃告白した。

 関係者の話を総合すると、麻美は1月ごろからお腹が張り始めたため、MRIなどで精密検査を受けた。その結果、卵巣がんの疑いが濃厚と診断された。2月25日に手術を受け、卵巣と子宮を全摘出したほか、大網と呼ばれる胃の下の膜状の部分も切り取った。

 手術の結果、がんに限りなく近い境界悪性腫瘍で、4段階あるステージの3段階目と判明。直腸にも転移していたが、その部分は切らずに抗がん剤治療を選択した。現在も治療中だが、吐き気や脱毛など副作用が重く、体重は健康なころに比べて約8キロ減ったという。

 麻美がツイッターで体調不良に触れ、「療養に専念します」と綴ったのは2月7日。2カ月後の4月7日に行われた恵比寿マスカッツの解散ツアー最終公演(千葉・舞浜アンフィシアター)で電撃復帰した。「最後だけは絶対に出たい」という本人の希望からだった。

 同公演では「この2カ月は本当に悔しかったけど、こうして待ってくれるファンがいるから、頑張ることができました」と笑顔を見せる場面もあった。が、病名と手術を受けたことは公にしなかった。顔色が悪く痩せていたためファンの間には心配する声が広がった。

 現在は母親の手厚い看護を受け、復帰を目指す麻美。6日に再びツイッターを更新し「皆さんからの心配のメッセージや励ましのお言葉がとても嬉しかったです!! それが支えになり、治療、頑張ってこれました。元気に前向きに頑張っているので、これからもよろしくお願いします」とコメント。ファンも再び会える日を待っている。

境界悪性腫瘍

 良性と悪性の中間的な腫瘍で、別名「低悪性度腫瘍」とも言われる。悪性腫瘍と比較すると、患部摘出後は良好とされ、抗がん剤治療の回数なども少なく済むことが多い。しかし、婦人科で定期的な検診が大事とされる。

麻美ゆま

 本名・非公表。1987年3月24日、群馬県生まれ。グラビアアイドルとして活動後、2005年10月に「純情ハードコア」でAVデビュー。1メートル58、B96W58H88のパーフェクトボディーでブレークした。07年のテレビ朝日系「新宿スワン」などのドラマやバラエティー番組にも出演し、女優、タレントとしても活躍。血液型AB。

(紙面から)