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書店に憲法コーナー 関心高く
6月6日 18時6分

書店に憲法コーナー 関心高く
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憲法改正が議論されるなか、東京の書店では憲法に関する書籍を集めた特設コーナーが設けられたり、写真や漫画のキャラクターを使った一般向けの本が人気を集めたりと、憲法を読むことへの関心が高まっています。

東京・神田神保町の書店では、憲法に関する本の売り上げが去年の1.4倍に伸びていることから、今月末までの期間、「いま、憲法を考える」という特設コーナーを設けました。
特に人気があるのは、一般向けに分かりやすく書かれた書籍です。
このうち憲法の各条文を擬人化した漫画の女性キャラクターが解説する本は、特に若い世代の人気を集めています。
男性客は「憲法改正の議論が気になっていましたが、意外と分かりやすそうなものもあるので自分にあった本を読んでみたい」と話していました。
また、31年前に出版された憲法の前文とすべての条文をそのまま書いた「日本国憲法」というタイトルの本は、出版社に問い合わせが相次いだため、今月中旬に再び販売されることになりました。
すべての漢字にふりがなを付け、日本の自然など23枚の写真を盛り込んでいるのが特徴で、新たな試みとして一部のコンビニエンスストアでも販売されます。
編集に携わった島本脩二さんは「できるだけ多くの人がまず今の憲法を読み、そのうえで改正の議論にどう向き合うか考えてほしい」と話しています。

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