ニュース詳細
日産と三菱共同開発 軽自動車発売6月6日 16時35分
K10051207011_1306061817_1306061823.mp4
「日産自動車」と「三菱自動車工業」が、初めて共同で開発した軽自動車が、6日発売され、好調な軽自動車の販売を巡る競争が一段と激しくなりそうです。
共同開発した軽自動車は、日産と三菱自動車がそれぞれ発売しました。
燃費は国の基準でガソリン1リットル当たり29.2キロと同じタイプの車では最もよいとされ、価格は日産が106万円から、三菱自動車が105万円からとしました。
生産は三菱自動車の岡山県の工場ですべて行われていて、三菱自動車にとっては工場の稼働率を高められ、日産にとっては生産を任せることで設備投資の必要がなくコストを抑えられるメリットがあります。
国内の自動車市場は全体では減少傾向が続いていますが、軽自動車は昨年度の販売台数が過去2番目に多く、低燃費と低価格を背景に好調な販売が続いています。
このため日産と三菱自動車も新型車の投入で販売を強化する方針で、メーカーどうしの競争が一段と激しくなります。
三菱自動車の益子修社長は、発表会で、「新型車の投入で国内販売が活性化できる。
さらに国内だけでなく世界にも販売を広げる道を探りたい」と述べ、日本独自の軽自動車を海外でも販売できないか検討する考えを示しました。
[関連ニュース]
|
[関連ニュース] 自動検索 |
|
[関連リンク] |
|