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東京マーケット・サマリー・最終(6日)

2013年 06月 6日 18:52 JST
 
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[東京 6日 ロイター] - 
  ■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

    <外為市場>
    通貨ペア        ドル/円   ユーロ/ドル   ユーロ/円 
    午後5時現在    99.26/28  1.3117/21  130.21/25
     
    NY午後5時    99.05/07  1.3093/94  129.68/72
    
    午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べて若干ドル高/円安の
99円前半。日経平均株価の上下動に振らされ、明確な方向感は出なかった。市場では物
価連動国債から算出される期待インフレ率の低下が話題になっており、実質金利の上昇を
通じた円高リスクを指摘する声が出ていた。
    
    レポート全文: 
    
    <株式市場>
    日経平均        12904.02円(110.85円安)
                12862.02円─13238.53円
    東証出来高        43億7463万株
    東証売買代金    3兆2990億円
    
    東京株式市場で日経平均は続落。4月5日以来、約2カ月ぶりに終値で1万3000
円を下回った。きょうも日経平均は終日不安定な値動きだった。前日の米国株安や円高進
行を嫌気し、朝方は売りが先行。下げ幅を100円超まで広げた後、押し目買いや売り方
の買い戻しなどでプラスに転じた。一時223円高となったが、前引けにかけて再び軟化
した。後場も上げ幅が100円を超える場面があったものの伸び悩み、大引けは110円
安と目まぐるしく上下した。市場では米金融緩和の早期縮小観測が根強い。7日の米雇用
統計発表を控え、上値追いには慎重なムードが続いた。
    
  レポート全文: 

  <短期金融市場> 17時20分現在
    無担保コール翌日物金利(加重平均)        0.077%(速報ベース)
    3カ月物国庫短期証券流通利回り        ──
    ユーロ円3カ月金利先物(12月限)    99.770(変わらず)
             安値─高値    99.765─99.770
    
    無担保コール翌日物の加重平均レートは0.077%(速報ベース)。地銀、信託、
証券、一部外銀などを主な取り手に0.07%を中心とする取引だった。ただ、一部で観
測された試し取りの動きが全体の取引レートを押し上げた。日銀が実施した共通担保資金
供給(全店、6月10日─9月11日)は入札予定額8000億円に対して応札額は40
56億円と札割れ。
    ユーロ円3カ月金利先物は債券高で底堅く推移した。財務省が実施した3カ月物国庫
短期証券入札結果で最高落札利回りは0.0802%と前回と同水準。ただ、オペ期待な
どの需給環境は良好で、応札需要はしっかりだった。
    
    レポート全文: 
    
    <円債市場>
    10年国債先物中心限月6月限(東証)        143.02(+0.24)
                    安値─高値        142.63─143.16
    10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値)    0.835(─0.02)
                    安値─高値        0.870─0.835%
    
    国債先物中心限月6月限は前日比24銭高の143円02銭と続伸して引けた。不安
定な株価動向に神経質な展開となったが、事前に警戒感が強かった30年債入札を無難に
こなしたことに加え、先物6月限の最終売買日を11日に控え、限月交代に絡む持ち高調
整などの動きから買い戻しが入った。期近6月限と期先9月限の限月間スプレッドは一時
23銭に拡大した。現物市場は長期・超長期ゾーンを中心に堅調。30年債入札で生保な
どの需要が確認され、買い戻しの動きが強まった。10年最長期国債利回り(長期金利)
は前日比2bp低い0.835%に低下。
    
  レポート全文: 

   <クレジット市場>

 政保債(地方公)10年 2.0─3.0bp
 銀行債(みずほ) 5年 12─13bp
 地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp
 電力債(東電)  5年 220─230bp

  クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標のiTraxxJapa
nシリーズ19 にワイド化圧力がかかった。プレミアムは一時99.5ベー
シスポイント(bp)と、再び100bpに接近する場面があった。5日の米株安に加え
て、6日の日経平均株価 が1万3000円を割り込むなど内外株価の軟調地合い
を背景に、信用リスクを回避するプロテクションの買いが優勢になったという。

 レポート全文: 

   <スワップ市場>
スワップ金利(17時20分現在の気配)

       2年物 0.31%─0.21%
       3年物 0.36%─0.26%
       4年物 0.43%─0.33%
       5年物 0.52%─0.42%
       7年物 0.73%─0.63%
      10年物 1.03%─0.93%

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安定感取り戻せない市場

日経平均の底打ち感は乏しく、1万3000円を挟んで上下動を繰り返し、ドル円も方向感のない不安定な動きを続けている。
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*統計に基づく世論調査ではありません。