〔株式マーケットアイ〕日経平均・日足は「小陰線」、5日線が上値を圧迫

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［東京　６日　ロイター］ -

〔株式マーケットアイ〕

＜１５：４５＞　　日経平均・日足は「小陰線」、5日線が上値を圧迫

日経平均の日足は長い上ヒゲと短い下ヒゲを伴う「小陰線」。前日の「陰線つつみ足」から下振れて上値の重さを印象付けた。下降中の５日移動平均線（１万３２９７円８０銭＝６日）が日足を圧迫している。一目均衡表では終値が「雲」と呼ばれる抵抗帯（１万２５２４円４７銭─１万３２４０円１０銭）で推移し、「雲」下限値（１万２５２４円４７銭）まで下値余地が広がる状況になっている。ストキャスティクスなどオシレーター系指標は買いゾーン入りを示唆しているが、明確な反騰シグナルが現れないと下値模索からは脱しにくい。当面の下値は「雲」下限値のほか、１００日移動平均線（１万２５７７円６６銭＝同）がめどになる。

＜１５：１７＞　　東証マザーズ指数が前日比13％下落、利益確定や資金確保の売り膨らむ

新興株式市場は大幅安。東証マザーズ指数が前日比１３％超の大幅安となり、終値で４月２２日以来、約１カ月半ぶりの安値水準となったほか、日経ジャスダック平均も５％超下落した。市場では「個人投資家を中心に利益確定売りが広がったうえ、来週から始まるＩＰＯに向けた資金確保の売りも出たようだ」（国内証券）という。コスモ・バイオ やプレシジョン・システム・サイエンス 、ナノキャリア などがストップ安となり、バイオ関連株への売りが目立ったほか、ガンホー・オンライン・エンターテイメント 、コロプラ などゲーム関連銘柄も急落した。

＜１４：２９＞　　日経平均は小幅高、小口の先物売買で不安定な動き

日経平均は小幅高、１万３０００円台を維持している。中小型株や新興株は軟調。「自律反発の機運はあるが上値が重い。信用取引の追い証（追加保証金の差し入れ）発生に伴う個人の処分売りが出ている。日経平均は小口の先物売買で不安定な動きが続いている」（大手証券）という。

＜１３：０８＞　　日経平均は1万3000円の攻防、海外勢は売り買い交錯

日経平均はもみ合い。節目１万３０００円を挟んだ攻防となっている。

市場では「海外の短期筋は金融株の一角などを買っているが、ロングオンリーの売りは続いている。大きく下げた銘柄でも買いが強まる傾向はみられず、底入れ感は乏しい。ボラティリティが引き続き高いことが大きなポジションを取りにくい一因となっている」（外資系証券トレーダー）との声が出ていた。

＜１１：０３＞　　日経平均は上げ一服、自律反発一巡後は戻り鈍い

日経平均は上げ一服。一時、前日比で２００円を超える上昇となったが、その後は伸び悩み、１万３１００円台前半で推移している。

市場では「６月４日の相場と同様で、いったん１万３０００円を下回り、下値を探ったあと、押し目買いや買い戻しで下げ渋った格好だ。ただ大幅な調整局面のなかでの自律反発であり、戻りは限定されている」（国内証券）との見方が出ている。

＜０９：３４＞　　日経平均は前日終値付近で不安定な値動き、下値では買い戻しも

日経平均はプラス圏。１万３０００円台に戻したが、前日終値近辺で不安定な値動きとなっている。証券、非鉄、精密などが買われている。市場では「売り方の買い戻しのほか、下値でインデックス買いが散発的に入った。日銀がＥＴＦ買いに動いた可能性もある」（準大手証券）との声が出ている。

＜０９：１０＞　　続落、2カ月ぶりに日経1万3000円割れ

寄り付きの東京株式市場で日経平均は続落。４月５日以来約２カ月ぶりに１万３０００円を下回った。前日の米国株が大幅安となったうえ、円相場が対ドルや対ユーロで上昇したことを受け、売りが先行。トヨタ自動車 、ソニー など主力輸出株のほか、海運や機械、金融など主力株中心に幅広く値下がりしている。寄り付き後は１万２９００円前後で売り買いが交錯しているが、目先の下値めどだった１万３０００円を下回ったことで先物主導で下げが加速する可能性があると指摘されている。

＜０８：１５＞　　寄り前の板状況、主力輸出株は売り優勢

市場関係者によると、寄り前の板状況は、米株安や円高を背景にトヨタ自動車 、ホンダ 、キヤノン 、ソニー 、パナソニック など主力輸出株は売り優勢。指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック なども売り優勢となっている。

一方、大手銀行株では三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ は売り優勢だが、、三井住友フィナンシャルグループ は買い優勢、みずほフィナンシャルグループ は売り買いきっ抗とまちまち。