県議会が橋下氏発言で抗議決議

2013年6月6日 11時49分
(6時間11分前に更新)

 県議会(喜納昌春議長)は6日、臨時会を開き、日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長が、米軍普天間飛行場の司令官に風俗業の活用を提案した発言に対する抗議決議案を賛成多数で可決した。そうぞう会派の3氏が反対し、無所属の新垣安弘氏は退場した。

 抗議決議は橋下氏発言を「暴言ともいえる、人権感覚を欠いた発言で許しがたい」と指摘。「県民感情を逆なでする発言であり、県民に対する謝罪を強く要求する」と求めている。

 臨時会では、5月28日に本島東海上で発生した、米軍F15戦闘機墜落事故に関する日米両政府への抗議決議と意見書の両案を全会一致で可決した。

 臨時会終了後、県議会の米軍基地関係特別委員会の所属議員らが、在日米軍沖縄地域調整官(4軍調整官)、在沖米国総領事らに決議文を手渡すため、県議会を出発した。

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