鷹木 マッド勢連破で戸澤と一騎打ちへ
2013年06月06日 16時00分
ドラゴンゲートの5日、後楽園大会で鷹木信悟(30)が怪物ウーハー・ネイション(27)を、団体のカラーを逸脱する超ド迫力肉弾戦の末に撃破した。
鷹木は序盤、大型トラックを持ち上げるという都市伝説を持つウーハーの怪力に苦しめられる。岩石落とし3連発、餠つき式パワーボムなど立て続けに投げ捨てられ窮地に陥った。
だがこの猛攻で、最近は母・千津美さん(57)が山梨県内で経営するフェイシャルエステに通うなど、らしからぬイケメン化が周囲に危惧されていた鷹木の野性の本能が爆発した。
フランケンシュタイナーから首折り弾で反撃に転じるとMADE IN JAPANを発射。最後は120キロの巨体を担ぎ上げ、豪快なラストファルコンリーで3カウントを奪った。
5月後楽園大会のB×Bハルクに続くマッドブランキー勢連破で勢いづく鷹木は「これでブランキーに敵はいねえだろ?」と豪語。これに反発した同軍の戸澤陽から対戦要求を受け、7月4日後楽園大会での一騎打ちが決定した。
くしくも世間ではアントニオ猪木氏が日本維新の会から参院選出馬を表明。18年前には猪木氏のスポーツ平和党に「護憲新党あかつき」が吸収された歴史もあるが、ドラゲー内で鷹木が率いるユニット「暁(あかつき)」は最弱の烙印を押されながらも再び上昇気流に乗り始めた。
鷹木は「再び政治の世界に入られることで興味を持つプロレスラーやプロレスファンも多いと思う。期待しています」と猪木氏にエールを送りつつ「暁は沈みませんよ。というかまだ日も昇ってないんでね」と、何も因縁はないのに、何やら因縁めいた言い回しで自身の再浮上を誓った。
プロレス
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