<ブラジルW杯アジア最終予選 日本1-1豪州(4日)>2014年ブラジルW杯出場権を獲得した日本代表。MF本田圭佑(26=CSKAモスクワ)とともに原動力となったのは、DF長友佑都(26=インテル)だ。本大会への期待も高まるなか、長友は恩師の明治大学サッカー部の神川明彦監督(46)からキング・カズこと元日本代表FW三浦知良(46=横浜FC)超えを求められた。
2月と4月に左ヒザ半月板を損傷した長友は驚異的な回復力でピッチに戻ってきた。離脱中に、恩師の神川監督は「ケガの具合はどうなんだ? 心配しているぞ」と連絡を入れると、いつもと変わらぬ調子で「大丈夫っスよ」という返事を聞き、この日の完全復活を信じていたという。
神川監督は明大からプロに進んだ選手には現役を10年以上続けることを求める。
「10年以上やりなさい。10年やって初めてプロ。入るのはプロじゃない。地味でいいんで、明治らしく長くやりなさい」と送り出してきたが、長友には「40歳まで現役をやりなさい」と伝えた。
しかも「長友は今を生きるタイプだけど、もしかしたら彼自身は『45歳まで(現役をやれる)』と思っているかもしれない。カズさんがあれだけやっているわけですし…」とJリーグ最年長記録の更新にも期待をかけた。
神川監督はこう続ける。「地味な毎日の生活をちゃんとやれるのか。それだけ長友は節制しているし、体もつくっている。それに人間性ですよ」と明かし、日々の生活を犠牲にしてまでサッカーに取り組む現在のような姿勢を保てれば“カズ超え”も十分に可能と太鼓判を押した。
「(Jリーグに)絶対に帰ってきますよ。FC東京の人も『(日本に帰ってくる時は)FC東京が長友を引き受けなければダメだ』と言っている。最終的に35歳くらいで日本に戻ってくればいいと思っている」と同監督。
「日々、成長していますよ。彼は代表に行っても全くミスをしない。彼はどこまでいくか分からない」。恩師も計り知れない底なしの躍進を続ける長友は、W杯へ向かうザックジャパンで、さらなる存在感を見せてくれそうだ。
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