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円安 ワイン出荷価格が値上げへ6月6日 4時14分
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ワイン大手の「メルシャン」は、円安などの影響で輸入する製品や原料が値上がりしているため、ことし9月からおよそ800品目のワインの出荷価格を値上げすることになりました。
発表によりますと、キリングループのワイン大手・メルシャンは、輸入販売しているワインと、海外のブドウ果汁を使って国内で生産しているワインのうち、合わせておよそ800品目について小売業者などへの出荷価格をことし9月2日から3%~8%、引き上げることを決めました。
メルシャンの出荷価格の引き上げは、およそ4年ぶりとなります。値上げの理由については、原料となるブドウの産地のフランスやスペインで去年、悪天候の影響で収穫量が減ったことに加え、円安によって製品や原料の輸入価格が上昇しているためだとしています。ワイン業界では、「サントリーワインインターナショナル」も値上げを行う見通しのほか、「アサヒビール」と「サッポロビール」もワインの値上げを検討しています。食品の分野では、円安などの影響で原料価格が上昇しているとして、食用油や小麦粉、それにマヨネーズなどで値上げの動きが相次いでいます。
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