ＡＫＢ研究生「名前を覚えて」単独初武道館に１万１０００人

元気いっぱいに歌って踊る峯岸みなみ（左）ら研究生たち

　ＡＫＢ４８グループの正規メンバーを目指す「研究生」１０３人が５日、日本武道館で初となる単独コンサート「推しメン早い者勝ち」を行った。

　チケットは売り切れで、１万１０００人が集まった。冒頭、最年長でＳＫＥ４８所属の終身名誉研究生・松村香織（２３）が「集合！！」とかけ声。全員が、所属と名前が表示されたゼッケンを貼った衣装で登場した。

　ＡＫＢ４８のヒット曲「大声ダイヤモンド」など３１曲を熱唱。新曲「さよならクロール」劇場版のカップリング曲「ＬＯＶＥ修行」もファンに初披露した。

　松村は「みんな若くてフレッシュ、名前を覚えて帰って下さ～い」とシャウト。すると横で、スキャンダルで降格し「ＡＫＢ―１期　峯岸みなみ」のゼッケンをつけた峯岸（２０）が「…」。「こんなふうになっちゃダメだからね」と自虐的に話し笑いを誘った。

　８日には「第５回選抜総選挙」が行われる。選挙速報では６４位以内に１７位の松村、２６位の峯岸ら６人が選ばれており、昨年の３人を超えるかが注目される。