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首都直下地震想定 都が避難場所見直し6月5日 5時53分
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東京都は、首都直下地震に備えて23区内の避難場所を見直した結果、津波で浸水するおそれがある公園や河川敷など一部の避難場所を廃止・縮小する一方、安全性が確保された公園などを新たに避難場所に追加することを決めました。
東京都は、災害時に火災から住民を守るため、条例に基づいて23区内の公園や河川敷などを避難場所に指定していますが、首都直下地震が起きた場合の被害想定を去年4月に見直したことを受け、避難場所の見直しを進めていました。
その結果、地震による津波で浸水するおそれがあるとして、中央区にある浜離宮と大田区の多摩川河川敷・六郷橋一帯の2か所の避難場所を廃止することを決めました。
また、大田区の昭和島野球場一帯や北区の荒川河川敷一帯など、9か所の避難場所についても、津波で浸水するおそれがあるとして避難場所として使う面積を縮小します。
一方、周辺の不燃化が進み避難場所としての安全性が確保できたなどとして、大田区の洗足池公園一帯や新宿区のおとめ山公園一帯など10か所を、新たに避難場所に追加しました。
その結果、23区内の避難場所は197か所となり、東京都はホームページに避難場所の地図を公開するなどして周知を進めることにしています。
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