しゃぼん玉遊び
1 ねらい
しゃぼん玉遊びを通して、しゃぼん玉の作り方、しゃぼん玉の色や形、大きくする工夫などについて気づくことができる。
2 準備物
(1) しゃぼん液材料
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・食器洗い用洗剤(600ml) |
(2) しゃぼん玉用具
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・ストロー |
(3)輪の作り方
① 針金で、直径20~25cm程度の輪を作る
針金ハンガーを利用してもよいが、最近のハンガーの針金は硬くて曲げにくい
② ガーゼの包帯を巻く(毛糸でもよい)
太く巻くとしゃぼん玉液をより多く吸う(あまり太く巻くとしゃぼん液が無駄になる)
③ 針金をステープル釘(U字釘)などで棒に固定する
④ 固定した箇所をガムテープなどを巻いて保護する
※ 大きい輪は直径50cm程度(子どもの肩幅以上にする)
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3 しゃぼん玉液の作り方(25名分、約5.5リットル)
A液 … 水3リットルに、食器洗い洗剤1本(600ml)をまぜる。
B液 … 水(温湯)1リットルに、グラニュー糖150~200gをとかす。
洗濯のり溶液 … 水(温湯)0.5リットルに、PVA洗濯のり1/2本(375ml)をまぜる。
※ A液にB液をまぜ、洗濯のり溶液をまぜる
4 遊び方
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(1) 大きなしゃぼん玉をつくる工夫をしよう。 ・ストローの吹き方やしゃぼん液の量の違いに気づかせる
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(2) もっと大きなしゃぼん玉をつくろう ・あらかじめ紙コップの底に千枚通しや十字ドライバーで穴をあけておく *紙コップの縁にしゃぼん液をつけ、ストローを吹いて大きなしゃぼん玉をつくる |
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(3) 大きなしゃぼん玉を連続してつくろう ・針金にガーゼを巻いて作った輪を使う
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5 実施上の留意点
◎できるだけ屋外で実施する
・しゃぼん玉の膜の色や膜に映る像が観察しやすい
・しゃぼん玉が高く上がる
・場所が広いと子ども同士の接触事故が少ない
・後始末がしやすい
◎児童への注意
・ しゃぼん玉液が目に入ったらすぐ先生に言う。
・ ストローの先を人(の目)に向けない。
・ 走ったりして、他の人とぶつからないようにする。
・ 容器の中のしゃぼん玉液を(かき回して)泡立てない。
・ しゃぼん玉液の容器の前では、並んで順番を待つ。
【屋内で実施する場合】
・床がしゃぼん玉液で濡れるので、ビニールシートを敷く。
・しゃぼん玉液で滑らないように注意する。シートから出るときはぞうきんで靴の裏をよく拭く。
【家に帰ったら】
・しゃぼん液の付いた衣服は着替え、必ず頭を洗う。