
動物の救出に関する消防隊への通報でよくあるのは、
「ネコちゃんが、木に登って降りられなくなっちゃったの!」
「ネコちゃんが、井戸に落ちちゃった!」
というような、小さくてか弱いネコちゃんに関するものが多いが、今回イングランド・シュロプシャーの消防署が受けた通報は、
大きくて丈夫そうなウシさんの救出要請だった。
(画像:Mirror)
何でも、
ウシさんが、木の穴に頭を突っ込んでしまって、抜けなくなったのだという。
ウシさんには悪いが、正直「ぷっ」噴き出してしまうような、マヌケな通報だ。
きっと消防隊員たちも、こんな半分ギャグみたいな通報を受けたのは初めてだろう。
だがいざ救出を開始すると、笑ってなどいられなくなった。
身軽なネコちゃんと違って、逞しい体をしたウシさんを引っ張るのは容易ではない。
救出には、大型動物用の特殊な引き具とクレーンが用いられ、数人がかりでウシさんを引っ張って、ようやく木の穴から頭を引っ張り出した。
無事事なきを得たウシさんだが、今回に限らず、動物事件の切ないところは、一体なぜ、彼らがそんな行為に及んだのか謎に包まれたままだということだ。
今回のウシさんは、木の穴の中においしそうな草でも見つけたのだろうか。真相は誰にも分からない。
だがせめて、これに懲りて、もう同じ過ちは繰り返さないでほしいと願うのみだ。
その願いが、ウシさんにきちんと伝わっているかも分からないが。
【記事:りょーこ】
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