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【大リーグ】

A−ロッドら出場停止処分へ 禁止薬物問題で最高100試合

2013年6月6日 紙面から

 フロリダ州内のアンチエイジング専門医院「バイオジェネシス(BG)」がヤンキースのアレックス・ロドリゲス三塁手(37)ら複数選手に禁止薬物(筋肉増強剤や興奮剤など)を提供していたとされる“事件”で、大リーグ機構が近々、同三塁手らに最高100試合の出場停止処分を科す。4日に米放送局ESPN(電子版)が報じた。処分対象者は約20選手にも及び、米国スポーツ史上最大規模の薬物スキャンダルとなる見込みだ。

 球界関係者によると、BG創設者のトニー・ボッシュ氏が今週、機構側の調査に協力すると表明。7日にもニューヨークで聴取を受け、内部資料も提出するという。マイアミの地元紙報道でBGとの関係が取り沙汰されたA−ロッドらは一貫して“容疑”を否認してきたが、ある機構関係者は「動かぬ証拠が手に入る。これで該当者に処分を下せる」と早くも腕を撫している。

 処分は2〜3週間以内に下される見込みだが、“容疑者”はA−ロッドのほか、ナ・リーグの昨季本塁打王、ライアン・ブラウン外野手(29)=ブルワーズ=、元サイ・ヤング賞右腕のバートロ・コローン(40)=アスレチックス=ら大物選手がめじろ押しで、所属球団にとっても大打撃となる。

 BGとの関係が取り沙汰されているその他の主な選手は以下の通り。

 ネルソン・クルーズ外野手(レンジャーズ)▽エバース・カブレラ遊撃手(パドレス)▽メルキー・カブレラ外野手(Bジェイズ)▽フランシスコ・セルベリ捕手(ヤンキース)▽ヘスス・モンテロ捕手(マリナーズ)▽ジョニー・ペラルタ遊撃手(タイガース)。

 

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