中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

ヤクルト最下位脱出 6回一挙8点 今季最多17安打

2013年6月6日 紙面から

◇ヤクルト9−5楽天

6回、ダメ押し満塁弾を放ち中継カメラの前でパフォーマンスを見せるミレッジ(中央)=神宮球場(撮影・園田高夫)

写真

 ヤクルトが集中打で逆転勝ちした。1−4の6回に相川の2ラン、ミレッジの満塁本塁打など、打者13人の攻撃で一挙8点を奪った。17安打は今季チーム最多。楽天はマギーの3ランなどで先行したが、継投が決まらなかった。

 たまったうっぷんが一気に爆発した。6回、ヤクルトはミレッジの満塁弾など打者13人の猛攻で、今季1イニング最多8点のビッグイニングをつくった。これで0−4で始まった試合を一気にひっくり返した。先発野手全員安打で、うち6人がマルチ安打。17安打は今季チーム最多だ。広島が敗れて5月13日以来の最下位脱出。小川監督は「みんながよく打ってくれた」と、選手をねぎらった。

 2死二塁で代打・岩村をコールしたが、楽天が右腕・青山から左腕・ハウザーに代えたため、代打の代打で新田を送った。新田は3番手捕手として守備機会は少ないが、ここまで主に代打で10打席立って打率3割、4打点と勝負強さを発揮している。「(代打の切り札)岩村だから代えづらかったが、左打者には打ちにくいタイプの投手。新田は代打で結果を出していて期待感があった」という指揮官の判断がピタリと当たった。「代打は1日1打席。振っていかないと後悔するので、ファーストストライクから思い切っていこうと決めて打席に入った」と新田。

 今季1号の同点2ランを放った相川は「まだまだ返さなきゃいけないモノがたくさんある。全員で返していきたい」と、借金10の完済を誓っていた。 (竹村和佳子)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ