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仏 オランド大統領が訪日へ6月6日 4時25分
フランスのオランド大統領が6日から国賓として日本を訪れ、安倍総理大臣との首脳会談で、政治や経済、文化など幅広い分野で日仏の協力関係を一層強めていくことで合意する見通しです。
オランド大統領が日本を訪れるのは、去年5月の就任以来初めてで、フランス大統領の国賓としての訪日は17年ぶりです。
オランド大統領は6日夕方、日本に到着し、安倍総理大臣と夕食を共にして、首脳どうしの信頼関係を築きたいとしています。
そのうえで7日、首脳会談を行い、政治や経済、文化など幅広い分野で日仏の協力関係を一層強めていくことで合意する見通しです。
さらに両首脳は、日本とEU=ヨーロッパ連合が進めているEPA=経済連携協定を巡る交渉や、原発の安全対策、テロ対策などについても、意見を交わす予定です。
また、景気の低迷が続くヨーロッパでは、安倍政権が進めている「アベノミクス」への関心が高まっており、オランド大統領も安倍総理大臣に直接、今後の経済運営の展望について聞くものとみられます。
このほかオランド大統領は、国会で衆参両院の議員を前に演説を行うほか、皇居での宮中晩さん会に出席することになっています。
フランスは前のサルコジ政権が東アジアで巨大市場としての中国を重視したのに対し、オランド政権は共通の価値観を持つ日本との関係を強化する姿勢を打ち出しており、今回の訪問をその重要な一歩と位置づけています。
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