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南スーダン 自衛隊活動に期待
6月4日 20時28分

国連のPKO=平和維持活動として自衛隊が活動している南スーダンのサルバ・キール大統領は、日本政府が自衛隊の活動地域を広げることを決めたことについて、「国造りに必要な部分で活動してほしい」と述べ、国造りが加速することに期待を示しました。

おととし独立した南スーダンの国造りを支援するため、国連のPKO=平和維持活動として、現在、首都ジュバで陸上自衛隊の部隊が道路の整備などに当たっていますが、日本政府は先週、活動範囲をジュバに隣接する地域にも広げることを決めました。
これについて、南スーダンのサルバ・キール大統領は4日、横浜市でNHKのインタビューに答え、「南スーダンで自衛隊はすばらしい仕事をしている。国造りに必要な部分で活動してほしい」と述べ、自衛隊の活動地域が広がることで国造りが加速することに期待を示しました。
南スーダンは豊富な石油資源に恵まれていますが、輸出するための港やパイプラインは北側のスーダンにあり、両国の関係が悪化するたびに使用できなくなるなど、安定的に輸出をするうえで大きな課題になっています。
これについてサルバ・キール大統領は、「ケニアからインド洋に続くルートに加え、新たにエチオピアとジブチを通るパイプラインも計画中だ」と述べ、スーダンを通るパイプラインに依存せず、別の輸出ルート作りを進める考えを示しました。

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