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燃料に付着物、通報2カ月遅れ=伊方原発3号機、再稼働に影響も―四国電力

時事通信 6月5日(水)22時30分配信

 四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)3号機で、原子炉格納容器内のプールにある燃料集合体にポリエチレン素材のテープとみられる付着物が4月に見つかったことが5日、分かった。四国電は愛媛県への通報が2カ月遅れ、同県は5日、口頭で厳重注意した。四国電は7月にも伊方3号機の再稼働申請を行う方針だが、こうした動きに影響が生じる可能性も出ている。
 愛媛県によると、再稼働に向けた安全対策工事中の今年4月12日、四国電の作業員が燃料集合体の3カ所で付着物をモニターを通じて発見した。同社は原因を調査中で、放射能漏れなど安全性に問題はないという。
 四国電は、原発構内で異常を確認した際は、安全協定に基づいて愛媛県に速やかに通報しなければならないが、県への通報は6月5日。原子力規制庁の地元事務所には4月15日に通報していた。 

最終更新:6月6日(木)0時20分

時事通信

 
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