月帝国が支配する地球。
主人公は月帝国の学園都市の学園騎士団に所属する‘騎士’のひとりであり、
月帝国の次代を担うエリートであった。
学園都市とは、月帝国との戦争により壊滅した地球政府に代わり、全地球を統治する実質的な政府である。
その学園都市で人望も厚く慕われていた主人公は、
突如発生したテロの首謀者として追われる身となってしまう。
両親もテロによって殺され、愛する家族や学園での地位、築いた信頼や仲間達、
その何もかもを失ってしまう。
自分の信じていた正義や信念をすべて奪い尽くされた主人公は、絶望の淵で不思議な少女と出会う。
「力が欲しいか?この力があれば、お前が真に望む‘復讐’ができる。
さあ、お前こそが真実であり、お前にこそ正義があると奴らに教えてやれ。」
不思議な少女より授けられた【他人を操る催眠能力】を手に、
主人公は自分を陥れた者たちへの復讐劇をはじめる。
名を変え、顔を変え、それぞれ自分を裏切った少女たちに近づき、復讐を達成していくことになる。