メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

トピックス
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixiチェック

東電、原子炉内圧力を誤計算 福島事故直後、注水減らす

図:福島第一原発2号機格納容器の圧力の推移拡大福島第一原発2号機格納容器の圧力の推移

 【奥山俊宏】東京電力が福島第一原発2号機の事故直後、原子炉格納容器の圧力を実際より約10倍高いと誤認し、それを機に冷却水の注入を大きく減らしていたことが分かった。冷却が不十分となり、放射性物質の放出がその分増えた可能性がある。

 2号機の原子炉は2011年3月14日に冷却できなくなり、核燃料が過熱して溶融した。格納容器が放射性物質をどの程度閉じ込めているかを判断する材料が内部の圧力だった。

 東電によると、16日正午すぎに中央制御室で圧力計の値を読み取った。実際は40キロパスカルだったが、報告時に「40」か「400」かで混乱。被曝(ひばく)を避けるため再確認はできず、圧力の異常上昇を検知して原子炉を自動停止させる別のシステムのデータをもとに圧力を計算した。その際に換算式を間違え、「400」と誤認したという。

続きを読む

この記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。

無料会員登録はこちら

朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら

今だけ!朝日新聞デジタルが、月額500円。詳しくはこちら
PR情報
検索フォーム

3.11 震災・復興 最新記事

検索

亡くなられた方々

| 記事一覧

ハッシュタグ #震災遺構

※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。

注目コンテンツ

  • ショッピング薄さ極めたウルトラブック

    そして軽い!SSDでサクサク

  • ブック・アサヒ・コム本田が長友が川島が…

    今野も本を出している

  • 【&M】中村江里子の苦手なもの

    パリの“アレ”が実は…

  • 【&w】舞妓さん見納めどす

    妖艶な世界、咲き乱れなはれ

  • Astandヘイトスピーチ氾濫の危うさ

    政治家にまで蔓延する憎悪

  • 朝日転職情報

  • 就活朝日2014