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新幹線「奥津軽駅」建設スタート
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奥津軽駅(仮称)建築工事の安全を祈って、鎌入れの儀式を行う(左から)石川理事長、三村知事、小鹿町長=4日午前、今別町の建設予定地 |
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青函トンネルや津軽の自然をイメージした奥津軽駅(仮称)の完成予想図 |
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北海道新幹線・奥津軽駅(仮称)の駅舎工事が本格的に始まるのを前に4日午前、今別町大川平の建設予定地で安全祈願式が行われた。2015年度末開業予定の同新幹線・新青森−新函館間のうち本県側唯一の新駅で、三村申吾知事や工事関係者ら約80人が作業の無事を祈った。15年6月の完成を目指す。
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会場では、三村知事や小鹿正義町長、石川裕己・鉄道建設・運輸施設整備支援機構理事長らが鎌入れ、くわ入れなどの儀式を行い、石川理事長が「末永く愛され、利用されることを願う」とあいさつ。三村知事は「本県と北海道の新たな交流拠点となることを期待する」と祝辞を述べた。
新駅は、現在のJR津軽今別駅の位置に建設される。入り口部分となる2階建ての昇降棟(高さ約24メートル)と、橋上駅形式の駅本屋を連絡通路で直結。10両編成の列車に対応する長さ263メートルのホーム2面を設置する。床面積は約2千平方メートル。総工費は約30億円となる見込み。
駅舎外観はガラス壁面をアーチ型にデザインし、青函トンネルや津軽の自然をイメージ。今別町は今年4月、町民アンケートの結果などを踏まえ、駅名を「奥津軽いまべつ」にするようJR北海道に要望している。
工事は今月末から本格的に始まる予定で、小鹿町長は報道陣に「良い駅にしたい。五所川原市や西北地域の方々と協力しながら、駅を発展させていきたい」と喜びを語った。
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