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ナガイモ洗浄選別施設完成/五戸
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このほど完成した八戸農協のながいも洗浄選別施設 |
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八戸農協(佐々木福栄組合長)が五戸町上市川の五戸営農センター隣接地に建設していたナガイモの洗浄選別施設がこのほど完成し4日、竣工(しゅんこう)安全祈願祭が行われた。同町や八戸市で稼働していた同様の施設が老朽化したため、最新鋭の選別機を備えた新たな施設に機能を集約。コスト削減と品質管理の徹底で、販売価格向上を目指している。
新施設の述べ床面積は約3743平方メートル。自動的に大きさや形状を測定できる選別機を導入し、目視と合わせた二重チェックで品質の統一が図られる。洗浄から選別、箱詰めまでの作業が効率化され、1日当たりの洗浄・選別能力は、従来の倍近い2500ケース、約25.5トンに増加。6月中旬から稼働する予定。
八戸市で同日開かれた祝賀会で、佐々木組合長は「竣工を一つの節目に、施設を最大限に活用しながら、組合員の負託に応えられるよう一層の努力を重ねたい」と話していた。
新施設の事業費約7億9900万円は、国の「強い農業づくり推進事業」の交付金補助を活用した。同農協は、同交付金を活用し12年度には、南部町の集出荷貯蔵センターに、モモと洋梨ゼネラル・レクラーク用の光センサーを備えた選果機を設置している。
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