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2013年6月5日(水) 東奥日報 ニュース



■ 中高年劇団「笑劇」に感謝状

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中川公証人(左から3人目)から感謝状を受け取り喜ぶ村田団長(同4人目)ら法被姿のメンバーと成田町長(同5人目)
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 喜劇を通じ、お年寄りたちに公正証書遺言の必要性などを分かりやすく紹介したとして、日本公証人連合会(東京、宮沢忠彦会長)が4日、おいらせ町の中高年劇団「笑劇(しょうげき)」(団長・村田昭子さん)に感謝状を贈った。同連合会が外部団体に感謝状を授与するのは全国で初めて。笑劇は県内外で身近な社会問題を時代劇風にアレンジして上演、ユーモラスなステージが好評を博している。

 感謝状の対象となったのは、相続や財産分与、遺言に関する演目「儂(わし)の財産どこへ行く」。父が死亡し、もめる後妻と娘の前に遺言書が出てきた−などのストーリーで、「遺留分」「特別受益」「寄与分」といった法律用語や法的手続きを解説する。これまで町内、県内のほか、東京でも披露した。

 4日、おいらせ町役場で行われた贈呈式で、八戸公証役場の中川清秀公証人が、宮沢会長名の感謝状をメンバーに伝達。村田さんは「劇団を作って10年目の区切りにこのような賞状を頂き、感謝感激。今後の励みになる」と笑顔をみせた。

 立ち会った成田隆町長は「全国初とは本当に素晴らしい。町の名誉だ」とたたえていた。

 笑劇は「見る側も演ずる側も共に笑える劇団」を合言葉に、中高年が交流を深め、公演を通じて社会貢献しようと、町内の有志が2004年に設立した。メンバーは現在19人で60代が主力。子ども向けの昔話・童話のほか、介護や交通安全、振り込め詐欺、嫁しゅうとめ問題など社会情勢を反映した舞台をこなしている。

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