【感想】クリス・クロス 混沌の魔王
電撃文庫から発売されている、高畑京一郎さんの『クリス・クロス 混沌の魔王』を読みました。
ソードアート・オンラインみたいに電脳上でのデスゲームが好きなら好きになるよと、兄からオススメされたのがキッカケですね。
しかし私は電脳上だけじゃなくってデスゲーム物が基本的に好きなんだ!
以下感想
ネタバレが入りますので嫌いな方はどうぞスルーしてください。
確かにソードアート・オンラインが好きな自分好みの小説でした。
が、向こうの小説のような調子で読むと痛い目を見ます。
例えば、
SAOはキリトの剣の強さでMob敵とか余裕。そこら辺のプレイヤーに負けないよ!だってかなり強い方なんだもの!
なのに対して、こっちは
職業がアタッカーとかではなく盗賊。
ええ、盗賊。
主人公というポジションなのでパーティーがピンチの時に助けたりはしても、華々しい活躍はない。
それどころか一番最初にMobに傷つけられている。
SAO:剣の世界で正妻のアスナ。多数の女の子のピンチを救っているのでその人達からも好意を抱かれる。
クリス:女キャラは出てきてもハーレム感はなく、最初の方に出てきた戦士のお姉さんとフラグが立てられるかも?と思いきや…(後述)
また『クリス・クロス』は1巻で完結しているので、物語の進みが早い。
読み終わった後に「これで終わりなの?もうちょっとこの世界を知りたい。知って私も脳内で自キャラを作って遊べるために知識をくれ!」と思ってしまった。
3巻ぐらいの構成やSAOみたいに2巻以降で他のイベントを入れるだったら良かったのになーと。
ここから最大のネタバレ。
これからこの本を読んで物語を楽しく、文に驚かされたい人は見ないほうがいいです。
オチを知って楽しさ半減でも責任は取れませんよ?
最大の違いとして、
終わり方がバッドエンドというかトゥルーエンドになってます。
みんなで魔王ギガントを倒して、無事に電脳世界から現実世界に戻り、仲間たちと結んだ絆はリアルでも。
序盤からの付き合いになっているお姉さん戦士と付き合って終わり。
なんてのを期待したら駄目です。
主人公以外、仲間は全員死にます。
PTを組んだ人は場所の差はあれど、全員死んでしまいます。
流れ
魔王ギガントを倒したので、現実世界へ帰還。
そこは現実世界ではなく、この事態を巻き起こした魔王(現実の人物)が作った仮想世界だったため、油断した仲間は死亡。
お姉さん戦士のおかげでトリックに気付き、脱出方法を見つけた主人公とお姉さんは魔王ギガントの元へ。
お姉さん戦士は魔王ギガントの攻撃で死んでしまい、主人公だけが魔王ギガントを倒して今度こそ現実世界へ。
現実世界で主人公はデスゲームだったことを隠蔽しようとしていることに気付く。
しかし他のプレイヤーはデスゲームになる以前にキャラが死亡していたためにわからずに、デスゲーム以降に生き残っているのは主人公しかいないため、他者を納得させるだけの証拠を持たない。
今いるこの世界が現実だと把握するために、以前は使わずにいた香水を持ち歩くようになる。
香水を持ち歩くのはーム内では嗅覚がない状態だったため。
嗅覚がないということでお姉さん戦士は敵の罠を看破したという伏線になってたりします。
これ、普通だったら仲間は死んでもお姉さんと生き残って、デスゲームがあって仲間が犠牲になったこと覚えていようとか真実を世界に知らさせよう…とかそんな感じじゃないの?
主人公がゲームの中の出来事が丁寧に作られた夢で貴重な体験が出来たなーと信じていられれば、読者としては夢オチじゃねえよ!とツッコミを入れたい衝動にかれても、彼の心の平穏は保てそうなのになぁ。
クトゥルフTRPGだったらSAN値下がってるよこの人w
しかしこのトゥルーエンド嫌いじゃない!
Amazonと楽天みたが新品がないだと…。
ソードアート・オンラインみたいに電脳上でのデスゲームが好きなら好きになるよと、兄からオススメされたのがキッカケですね。
しかし私は電脳上だけじゃなくってデスゲーム物が基本的に好きなんだ!
以下感想
ネタバレが入りますので嫌いな方はどうぞスルーしてください。
確かにソードアート・オンラインが好きな自分好みの小説でした。
が、向こうの小説のような調子で読むと痛い目を見ます。
例えば、
SAOはキリトの剣の強さでMob敵とか余裕。そこら辺のプレイヤーに負けないよ!だってかなり強い方なんだもの!
なのに対して、こっちは
職業がアタッカーとかではなく盗賊。
ええ、盗賊。
主人公というポジションなのでパーティーがピンチの時に助けたりはしても、華々しい活躍はない。
それどころか一番最初にMobに傷つけられている。
SAO:剣の世界で正妻のアスナ。多数の女の子のピンチを救っているのでその人達からも好意を抱かれる。
クリス:女キャラは出てきてもハーレム感はなく、最初の方に出てきた戦士のお姉さんとフラグが立てられるかも?と思いきや…(後述)
また『クリス・クロス』は1巻で完結しているので、物語の進みが早い。
読み終わった後に「これで終わりなの?もうちょっとこの世界を知りたい。知って私も脳内で自キャラを作って遊べるために知識をくれ!」と思ってしまった。
3巻ぐらいの構成やSAOみたいに2巻以降で他のイベントを入れるだったら良かったのになーと。
ここから最大のネタバレ。
これからこの本を読んで物語を楽しく、文に驚かされたい人は見ないほうがいいです。
オチを知って楽しさ半減でも責任は取れませんよ?
最大の違いとして、
終わり方がバッドエンドというかトゥルーエンドになってます。
みんなで魔王ギガントを倒して、無事に電脳世界から現実世界に戻り、仲間たちと結んだ絆はリアルでも。
序盤からの付き合いになっているお姉さん戦士と付き合って終わり。
なんてのを期待したら駄目です。
主人公以外、仲間は全員死にます。
PTを組んだ人は場所の差はあれど、全員死んでしまいます。
流れ
魔王ギガントを倒したので、現実世界へ帰還。
そこは現実世界ではなく、この事態を巻き起こした魔王(現実の人物)が作った仮想世界だったため、油断した仲間は死亡。
お姉さん戦士のおかげでトリックに気付き、脱出方法を見つけた主人公とお姉さんは魔王ギガントの元へ。
お姉さん戦士は魔王ギガントの攻撃で死んでしまい、主人公だけが魔王ギガントを倒して今度こそ現実世界へ。
現実世界で主人公はデスゲームだったことを隠蔽しようとしていることに気付く。
しかし他のプレイヤーはデスゲームになる以前にキャラが死亡していたためにわからずに、デスゲーム以降に生き残っているのは主人公しかいないため、他者を納得させるだけの証拠を持たない。
今いるこの世界が現実だと把握するために、以前は使わずにいた香水を持ち歩くようになる。
香水を持ち歩くのはーム内では嗅覚がない状態だったため。
嗅覚がないということでお姉さん戦士は敵の罠を看破したという伏線になってたりします。
これ、普通だったら仲間は死んでもお姉さんと生き残って、デスゲームがあって仲間が犠牲になったこと覚えていようとか真実を世界に知らさせよう…とかそんな感じじゃないの?
主人公がゲームの中の出来事が丁寧に作られた夢で貴重な体験が出来たなーと信じていられれば、読者としては夢オチじゃねえよ!とツッコミを入れたい衝動にかれても、彼の心の平穏は保てそうなのになぁ。
クトゥルフTRPGだったらSAN値下がってるよこの人w
しかしこのトゥルーエンド嫌いじゃない!
Amazonと楽天みたが新品がないだと…。
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