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【７．４万㎡を活用】
　ノリタケカンパニーリミテドは、名古屋市西区の本社工場跡地再開発プロジェクトとして、商業施設とマンションの複合開発を進める方針を決め、優先交渉権者として三菱商事、イオンモール、三菱地所レジデンスを選定した。今後、共同で事業を推進、竣工時期は商業施設が２０１６年秋、住宅施設が１８年春を予定している。
　同プロジェクトは１４年３月末までに本社工場を愛知県みよし市に移転。これと並行して現工場を解体した跡地（約１１万㎡）と、工場に隣接する複合施設「ノリタケの森」（敷地面積約４万８０００㎡）を一体的に活用した再開発を進める。
　ノリタケの森の緑豊かな環境と憩いの空間、産業観光などの機能を維持しながら、上質な潤いとにぎわいあるまちづくりを目指す。
　再開発対象区域は、跡地（則武新町三丁目）内の商業開発地区（約５万５８００㎡）、住宅開発地区（約１万８５００㎡）。同社によると、現時点では「住宅と商業施設を分割して建てる可能性が高い」としている。
　同地区は都市再生緊急整備地域に指定されており、用途制限や容積率などの制限が緩和されるほか、税制支援などが受けられる。

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