東北のニュース
東北六魂祭、来年以降の開催 JR東「積極的に支援」
東北の六つの祭りを一堂に集める「東北六魂祭」(実行委員会主催)の来年以降の開催について、JR東日本の冨田哲郎社長は4日の定例記者会見で、「われわれも協力したい」と積極的に支援する考えを示した。 冨田社長は「震災復興に対する観光の力は非常に大きい。開催に向け、われわれも関係方面にお願いしていきたい」と協力を表明。福島市で1、2日に開催された六魂祭の人出が2日間で計約25万人と予想を上回ったことを挙げ、「昨年の盛岡に続き、すばらしいにぎわいだった。東北を元気にするんだという人々の気持ちが一つになった」と評価した。 太田昭宏国土交通相も同日の閣議後の記者会見で、「復興の機運を高める」と六魂祭の意義を指摘。「東北全体で開催の意向があれば、国交省としてもお手伝いしたい」と述べた。 六魂祭は、東日本大震災からの復興を目的に2011年に始まった。これまでに仙台、盛岡、福島の各市で開催し、3年で計約86万人が訪れた。来年以降については、東北の県庁所在地の6市長が継続開催の方向で検討するとしている。
2013年06月05日水曜日
|
|