古屋公安委員長:交通違反の取り締まり、有効な方法検討を
毎日新聞 2013年06月04日 11時40分(最終更新 06月04日 11時55分)
古屋圭司国家公安委員長は4日の閣議後の記者会見で、警察の交通違反取り締まりについて「取り締まりのための取り締まりになっている傾向がある」と述べ、事故防止に有効な手法を検討するよう警察庁に求めたことを明らかにした。
古屋委員長は「大臣になるまで自分で(車を)運転していた」としたうえで、自身の選挙区(岐阜5区)にある片側2車線の直線道路を例示。「歩行者が出てくる危険がない道路。制限速度50キロだが、流れに逆らわずに行くと70キロくらい出る。20キロ以上オーバーすると取り締まり対象になるが、いつも疑問に思っていた」「反則金を切られた支援者の中からもそういう声を聞いた。事故の減少に資する、納得できる取り締まりをすべきだ」という趣旨の発言をした。【川辺康広】